みんかぶニュース その他
本日の【株主優待】情報 (11日引け後 発表分)
配信日時:2024/10/11 19:50
配信元:MINKABU
10月11日引け後に、株主優待制度について新設や拡充、変更、廃止を発表した銘柄を取り上げた。
■記念優待 ――――――――――――――
ミガロホールディングス <5535> [東証P] 決算月【3月】 10/11発表
ホールディングス1周年記念株主優待を実施。25年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律1000円分のQUOカードを贈呈する。
■再開 ――――――――――――――――
カワサキ <3045> [東証S] 決算月【8月】 10/11発表
毎年2月末と8月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、直営オンラインショップ利用クーポン(保有株数に応じて1500~5000円相当)、および「ホテルレイクアルスター アルザ泉大津」利用券(1500~4500円相当)を贈呈する。
■廃止 ――――――――――――――――
サムティホールディングス <187A> [東証P] 決算月【12月】 10/11発表
TOBの成立を条件に、株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.
このニュースを見た人は以下のニュースも見ています
このニュースを見た人は
以下のニュースも見ています
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―需給変化や7月アノマリーには注意
今週の日経225先物は、1月の年初来高値更新から昨年7月高値(4万1000円)を射程に入れたロング優勢の展開が見込まれる。ただし、海外投資家による買い越し基調が継続する一方、国内では配当再投資に伴う需給要因が一巡し、7月に入り需給状況に変化がみられる可能性がある。日経平均株価は2023年、2024年と7月に高値をつけており(24年は年間高値)、アノマリーによるピークアウトを意識した利益確定の動きが意識されやすい。
先週の日経225先物は5日続伸し4万0290円まで買われ、1月27日につけた年初来高値の4万0300円に迫った。27日の取引終了後のナイトセッションでは一時4万0640円まで上昇し、年初来高値を更新。昨年7月高値の4万1000円が射程に入ってきた。一方、上向きで推移するボリンジャーバンドの+3σ(4万0680円)に沿ったトレンドを形成しており、過熱感が警戒されやすいところである。週初の早い段階で+3σを明確に上抜いてくると、いったんはピークアウトが意識されそうだ。
27日の米国市場では主要な株価指数が上昇し、S&P500とナスダックが最高値を更新した。エヌビディアやアドバスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株のほか、アルファベットやネットフリックス、メタプラットフォームズなどの大型テック株が買われた。週明けの東京市場も先週同様、アドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引する形となりそうだ。
5月の米個人消費支出(PCE)はインフレ調整後の実質ベースでは前月比0.3%減少と市場予想を下回った一方で、食品とエネルギーを除くコア価格指数が同0.2%上昇と市場予想の0.1%を上回った。6月の米ミシガン大消費者態度指数(確報値)は60.7と速報値(60.5)から上方修正され、4カ月ぶりの高水準だった。今週は7月1日に6月ISM製造業景気指数、2日に6月ADP雇用統計、3日に6月雇用統計、6月のISM非製造業景気指数などの重要な経済指標の発表が予定されている。7月29日・30日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を睨んで一部で利下げ期待の高まりもみられ、指標の結果を受けた米国市場の動向が注目される。
先週はイスラエルとイランの停戦合意が好感されてリスク選好ムードが広がった。ただし、「米国はイランの核施設を攻撃したが大きな成果はなかった」とのハメネイ師の発言を受け、トランプ米大統領はイランの経済制裁緩和の検討を停止すると自身のSNSに投稿した。27日の記者会見では、イランがウラン濃縮を続ければ再び攻撃すると表明しており、地政学リスクが警戒されて再びリスク回避姿勢が強まる可能性には注意しておきたい。
また、4日は米国市場が独立記念日の祝日となるため、週後半には海外勢のフローが減少するとみられ、利益確定に伴うロング解消に向かわせやすいだろう。もっとも、買い越し基調が続く海外勢の需給変化を見極める必要があるため、これを確認するまではショートに傾ける戦略は避けておきたい。
+3σ水準での過熱感を警戒しつつ、押し目狙いのロングでの対応となりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の4万円から4万1000円のレンジを想定。週足の+2σ(4万1070円)を明確に上抜いてくる局面では、+3σ(4万2930円)が射程に入ってくる可能性を若干ながら意識しておきたい。
27日の米VIX指数は16.32(27日は16.59)に低下した。週間(6月20日は20.62)でも下げている。地政学リスクの後退で24日に一気に25日線、200日線を明確に割り込み、リスク選好の動きが強まった。ボトム圏での推移が続くなか、方向性としては2月14日の14.74辺りが射程に入っている。
先週のNT倍率は先物中心限月で14.11倍に上昇(20日は13.86倍)した。一時14.16倍まで上昇する場面もあったが、+3σに接近するなかでリバランスが入りやすいところだった。ただし、上向きのトレンドを形成しており、ナイトセッションで+3σは14.24倍に上昇している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向を睨むなかで、1月23日につけた14.54倍辺りがターゲットになる半面、+2σ(14.07倍)を割り込んでくると、いったんNTロングの巻き戻しが強まる可能性もあろう。
6月第3週(6月16日-20日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では10週連続の買い越しであり、買い越し額は1889億円(6月第2週は2793億円の買い越し)だった。なお、現物は884億円の買い越し(同997億円の買い越し)と12週連続の買い越しであり、先物は1004億円の買い越し(同1795億円の買い越し)と4週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で2804億円の売り越しと2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で2751億円の売り越しとなり、9週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、6月30日に5月鉱工業生産、中国6月製造業PMI、米国6月シカゴ購買部協会景気指数、7月1日に日銀短観、中国6月財新製造業PMI、米国6月ISM製造業景気指数、2日に米国6月ADP雇用統計、3日に参院選公示(7月20日投開票)、米国6月雇用統計、米国5月貿易収支、米国6月ISM非製造業景気指数、4日に5月全世帯家計調査などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
06月限 日経225 38172.67 TOPIX 2776.06
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月27日 39470 40290 39390 40180 +680
25/09 06月26日 38970 39580 38890 39500 +570
25/09 06月25日 38710 38930 38600 38930 +120
25/09 06月24日 38490 38970 38220 38810 +410
25/09 06月23日 38460 38580 38000 38400 +50
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月27日 2803.0 2848.5 2797.0 2847.0 +44.5
25/09 06月26日 2783.5 2806.0 2772.0 2802.5 +19.5
25/09 06月25日 2777.5 2791.0 2767.0 2783.0 -1.5
25/09 06月24日 2769.0 2798.5 2756.0 2784.5 +22.5
25/09 06月23日 2770.0 2778.5 2745.5 2762.0 -3.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
06月27日(09月限) 40545 +365
06月26日(09月限) 39745 +245
06月25日(09月限) 38925 -5
06月24日(09月限) 38765 -45
06月23日(09月限) 38590 +190
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
06月20日 1991億円 +137億円 1兆6381億円 -764億円
06月13日 1853億円 +1112億円 1兆7146億円 +960億円
06月06日 741億円 +205億円 1兆6186億円 -1289億円
05月30日 535億円 +170億円 1兆7475億円 +9億円
05月23日 364億円 -214億円 1兆7465億円 +3625億円
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
06月25日 5934万株 -27万株 7億0338万株 -3818万株
06月24日 5961万株 +66万株 7億4156万株 -739万株
06月23日 5894万株 +203万株 7億4895万株 -1664万株
06月20日 5691万株 +71万株 7億6559万株 -3314万株
06月19日 5620万株 +541万株 7億9874万株 -529万株
06月18日 5078万株 -74万株 8億0403万株 -1644万株
06月17日 5153万株 -93万株 8億2048万株 -2153万株
06月16日 5246万株 -148万株 8億4201万株 +3496万株
06月13日 5395万株 +2699万株 8億0705万株 +1317万株
06月12日 2696万株 +452万株 7億9387万株 +2955万株
06月11日 2244万株 -246万株 7億6431万株 -536万株
06月10日 2490万株 -160万株 7億6968万株 +3651万株
06月09日 2650万株 +518万株 7億3317万株 -295万株
06月06日 2132万株 +150万株 7億3612万株 +1134万株
06月05日 1982万株 -274万株 7億2478万株 -418万株
06月04日 2256万株 +532万株 7億2896万株 +474万株
06月03日 1724万株 +18万株 7億2422万株 -3583万株
06月02日 1705万株 +187万株 7億6006万株 -2398万株
株探ニュース
2025/06/29 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―地政学リスクを警戒も、米国から欧州・アジアに資金シフト
今週の日経225先物は、地政学リスクの高まりなどの外部要因に対して、国内の需給要因が下支えとなりそうだ。トランプ米大統領は日本時間の22日、イランの核施設3カ所に攻撃を行ったと発表した。
トランプ大統領は先週、米軍によるイラン攻撃計画を承認したものの最終決定は保留、イランと交渉が行われる可能性があるとし、2週間以内に米国が介入するかを決定すると発表。英国、ドイツ、フランスの3カ国とイランは20日、外相会議を行っており、外交努力による仲介が進むとの思惑から、週末のストックス欧州600指数は4日ぶりに反発していた。
イラン攻撃に米国が本格的に関与したことでイランの反発は必至であり、中東情勢の緊迫化がリスク回避姿勢を誘いそうである。また、トランプ政権が、韓国のサムスン電子とSKハイニックス、台湾積体電路製造(TSMC)に対して、中国工場に米国製の半導体製造装置を出荷する際の規制免除の撤回を伝えたと報じられている。直近で日経平均株価を牽引していたアドバンテスト<6857>[東証P]など、半導体株の重荷になる可能性がある。
一方、国内要因では配当再投資への思惑が高まりやすい。パッシブ連動資産は3月末の配当落ち場面では目減り分を補うため先物買いを入れているが、配当金が払い込まれる5月下旬から6月末にかけては、現物買い・先物売りとなる。ただし、今週から株主総会が本格化することで、再編の動きや中期経営計画での成長に向けた施策なども発表されるとみられるため、ショートを仕掛けづらくさせるだろう。
為替市場では円相場が1ドル=146円台前半で推移しており、チャート上では抵抗線として機能していた75日移動平均線を上抜けてきた。足もとで円安基調を継続していることは、押し目狙いのロング対応に向かわせやすいと考えられる。
日経225先物は、20日の取引終了後のナイトセッションで日中比20円高の3万8370円で終えた。3万8580円まで買われた後に3万8230円まで軟化する場面もあったが、下へのバイアスは強まらず、売り一巡後はボリンジャーバンドの+1σ(3万8390円)を挟んでの推移だった。
週間形状では先週の上昇で52週線(3万7910円)や+1σ(3万8330円)を突破したことで、+1σから52週線辺りではロング対応になる。週初はショートが先行するとみられるが、まずはその後の底堅さを見極めたい。52週線を再び割り込んでくるようだと、26週線(3万7440円)や13週線(3万6700円)が射程に入ってくるだろう。一方で、週足の+1σ水準で底堅さがみられるようだと、+2σ(3万9970円)とのレンジが意識されてくる。
また、海外投資家による資金流入が継続している。米国でリスク回避姿勢が強まるなか、欧州やアジアへの資金シフトが一段と強まることも考えられよう。
20日の米VIX指数は20.62(19日は22.17)に低下した。週間(6月13日は20.82)でも下げている。ただし、25日線(19.16)、200日線(19.66)を上回っての推移が目立った。75日線(23.59)が抵抗線として機能していることでリスク回避姿勢はそれほど強まっていないが、中東情勢の緊迫化によって同線を上抜けてくる可能性はありそうだ。5月23日につけた直近戻り高値25.53を捉えてくるようだと、市場心理を神経質にさせそうである。
先週末のNT倍率は先物中心限月で13.86倍に上昇した。+1σ(13.76倍)と+2σ(13.86倍)での推移が続くなか、+2σ水準を捉えてきた。半導体株の買い戻しが強まるなかで、+2σ突破からのNTロングに振れやすくなる半面、5月14日の戻り高値13.86倍とのダブルトップ形成により、いったんはNTロングを巻き戻す動きが意識されやすい。
6月第2週(6月9日-13日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では9週連続の買い越しであり、買い越し額は2793億円(6月第1週は6301億円の買い越し)だった。なお、現物は997億円の買い越し(同3985億円の買い越し)と11週連続の買い越しであり、先物は1795億円の買い越し(同2315億円の買い越し)と3週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で47億円の売り越しと2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で3785億円の売り越しとなり、8週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、23日に米国6月製造業PMI、米国6月サービス業PMI、24日に米国1-3月期経常収支、米国6月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が米下院金融サービス委員会で証言、25日に日銀金融政策決定会合の主な意見(6月16日・17日分)、4月景気動向指数改定値、米国5月新築住宅販売件数、パウエルFRB議長が米上院銀行・住宅・都市問題委員会で証言、26日に米国1-3月期GDP確報値、米国5月耐久財受注、27日に5月完全失業率、5月有効求人倍率、株主総会集中日、米国5月個人所得、米国5月個人消費支出などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
06月限 日経225 38172.67 TOPIX 2776.06
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月20日 38500 38690 38330 38350 -160
25/09 06月19日 38850 38950 38460 38510 -340
25/09 06月18日 38430 38880 38200 38850 +340
25/09 06月17日 38400 38610 38290 38510 +150
25/09 06月16日 37880 38360 37850 38360 +580
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月20日 2790.5 2801.5 2762.5 2765.0 -26.0
25/09 06月19日 2805.5 2815.0 2785.0 2791.0 -16.0
25/09 06月18日 2779.5 2810.5 2765.0 2807.0 +22.5
25/09 06月17日 2783.5 2795.5 2775.5 2784.5 +4.0
25/09 06月16日 2760.0 2785.0 2759.5 2780.5 +27.5
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
06月20日(09月限) 38300 -50
06月19日(09月限) 休場
06月18日(09月限) 38640 -210
06月17日(09月限) 38230 -280
06月16日(09月限) 38510 +150
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
06月13日 1853億円 +1112億円 1兆7146億円 +960億円
06月06日 741億円 +205億円 1兆6186億円 -1289億円
05月30日 535億円 +170億円 1兆7475億円 +9億円
05月23日 364億円 -214億円 1兆7465億円 +3625億円
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
06月18日 5078万株 -74万株 8億0403万株 -1644万株
06月17日 5153万株 -93万株 8億2048万株 -2153万株
06月16日 5246万株 -148万株 8億4201万株 +3496万株
06月13日 5395万株 +2699万株 8億0705万株 +1317万株
06月12日 2696万株 +452万株 7億9387万株 +2955万株
06月11日 2244万株 -246万株 7億6431万株 -536万株
06月10日 2490万株 -160万株 7億6968万株 +3651万株
06月09日 2650万株 +518万株 7億3317万株 -295万株
06月06日 2132万株 +150万株 7億3612万株 +1134万株
06月05日 1982万株 -274万株 7億2478万株 -418万株
06月04日 2256万株 +532万株 7億2896万株 +474万株
06月03日 1724万株 +18万株 7億2422万株 -3583万株
06月02日 1705万株 +187万株 7億6006万株 -2398万株
05月30日 1518万株 -194万株 7億8404万株 -1317万株
05月29日 1712万株 -162万株 7億9721万株 +3033万株
05月28日 1875万株 +145万株 7億6688万株 +230万株
05月27日 1729万株 +705万株 7億6458万株 -1906万株
05月26日 1024万株 -32万株 7億8364万株 -463万株
株探ニュース
2025/06/22 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―地政学リスクやG7サミット、日米金融会合にらみの展開
今週の日経225先物は、中東情勢の緊迫化を警戒しつつも、G7サミットに合わせた日米首脳会談や日米の金融政策に関心が向かうことになりそうだ。
13日の日経225先物は「イスラエルがイランの核関連施設などを攻撃」と伝わったことで地政学リスクが高まり、一時3万7470円まで売られたが、終盤にかけてショートカバーが入り3万7780円で終えていた。取引終了後のナイトセッションでは開始直後につけた3万7850円を安値に3万8000円を回復する場面もみられるなど、プラス圏での推移が続いた。13日の米国市場は主要な株価指数が大幅に下落したものの、日経225先物は落ち着いた値動きをみせている。
ナイトセッションでの底堅い値動きによって、25日移動平均線(3万7760円)、200日線(3万7840円)を回復しており、両線での底堅さがみられるようだと、ショートを仕掛けにくくさせそうだ。週足では52週線(3万7920円)を上回って終えていることも心理的な支えになるだろう。
イスラエルによるイランへの大規模な攻撃に対しては、イランが報復攻撃に乗り出している。イラン核問題を巡り15日に予定されていたイランと米国の協議は中止となり、中東情勢の一層の緊迫化が懸念される。イスラエルの攻撃について米国は関与を否定しているが、イスラエルは米政府の許可なしでは実現しなかったと主張していると伝えられており、米国を巻き込んだ三つどもえの構図に発展しかねない点は警戒要因である。
日米関税交渉については、6月15日~17日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて日米首脳会談が予定されている。13日には6回目の日米閣僚協議が行われたが、赤沢亮正経済再生担当大臣は会見で、G7サミットに合わせて行われる首脳会談前に一定の合意には至らなかったことを明らかにした。市場の期待感が後退するなかで、日米首脳会談で一定の合意を得ることができればロングが入りやすいだろう。
先週はイスラエルによるイラン攻撃でハシゴを外された形だったが、先週発表された米国の経済指標では、5月の消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)はいずれも市場予想を下回った。13日発表された6月のミシガン大消費者態度指数は市場予想を上回り、6カ月ぶりに改善。併せて発表された1年先期待インフレ率速報値は低下した。中東を巡る地政学リスクが小康状態をみせてくるようだと、ショートカバーを誘いそうだ。
国内では16~17日に日銀が金融政策決定会合を開き、米国でも17~18日に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。いずれも金融政策の据え置きがコンセンサスであり、サプライズはなさそうだ。ただし、FOMCでは四半期ごとの経済予測とドットチャートが公表される予定である。原油高騰によるインフレ再燃懸念によって利下げに慎重な姿勢を維持するとの思惑が強まるなかで、年内2回の利下げ予想を織り込んでいる状況が後退する可能性については注意しておきたい。
日経225先物はナイトセッションで上昇したが、日中でのショートポジションをカバーする動きが入ったとみられる。改めてショートが強まる可能性はあるが、まずはボリンジャーバンドの-1σ(3万7380円)と+1σ(3万8130円)によるレンジを想定する。バンドは横ばいで推移しているため、ブレイクしたとしても-2σ(3万7010円)と+2σ(3万8500円)でのレンジになるだろう。不安定ではあるが、200日線水準での底堅さを見極めつつ、ショートが強まる局面では、その後のカバーを想定した押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
テクニカル面ではパラボリックのSAR値(3万7640円)を上回って推移しており、陽転シグナルを継続している。一目均衡表では雲を上回っての推移が続くなか、遅行スパンが5月13日の直近戻り高値(38760円)を通過してくるため、いったん陰転シグナルを発生させる可能性がある。ただし、その後は実線が下向きで推移するため、早い段階で実線を上回る形で上方シグナルを点灯させそうだ。
13日の米VIX指数は20.82(12日は18.02)に上昇した。週間(6月6日は16.77)でもリバウンドをみせている。抵抗線として機能していた25日線(18.62)、200日線(19.65)のほか、判断の分かれ目となる20.00を上回ってきたことで、市場心理を神経質にさせそうだ。ただし、地政学リスクの高まりから主要な株価指数が大幅に下落するなかで、それほど強い動きにはならなかった。75日線(23.71)や5月23日の直近高値(25.53)を明確に上抜けてくるまでは、積極的なショートは控えておきたい。
先週のNT倍率は先物中心限月で13.72倍(6日は13.61倍)に上昇した。米中貿易摩擦を巡る懸念が和らぎ、アドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の買い戻しが日経平均型を牽引した。週末には一時13.66倍に低下する場面もみられたが、25日線(13.66倍)が支持線として意識されていた。同線のほか75日線(13.63倍)に接近する局面では、その後のリバランスを想定したNTロングに向かわせそうである。
6月第1週(6月2日-6日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では8週連続の買い越しであり、買い越し額は6301億円(5月第5週は6360億円の買い越し)だった。なお、現物は3985億円の買い越し(同6165億円の買い越し)と10週連続の買い越しであり、先物は2315億円の買い越し(同195億円の買い越し)と2週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で1132億円の買い越しと9週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で7901億円の売り越しとなり、7週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、16日に中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、米国6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に日銀金融政策決定会合終了後に政策金利、植田日銀総裁記者会見、米国5月小売売上高、米国5月鉱工業生産、18日に4月機械受注、5月貿易収支、米国5月住宅着工件数、FOMC終了後に政策金利、パウエルFRB議長記者会見、19日にイングランド銀行(BOE)政策金利、20日に5月全国消費者物価指数、日銀金融政策決定会合議事要旨、米国5月コンファレンス・ボード景気先行指数などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
06月限 日経225 38172.67 TOPIX 2776.06
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月13日 38080 38270 37470 37780 -370
25/06 06月12日 38480 38750 38090 38180 -260
25/06 06月11日 38220 38530 38140 38440 +210
25/06 06月10日 38100 38500 38080 38230 +120
25/06 06月09日 37740 38180 37730 38110 +340
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/09 06月13日 2775.5 2791.0 2738.5 2753.0 -27.0
25/06 06月12日 2791.5 2807.5 2774.0 2781.0 -8.0
25/06 06月11日 2786.0 2797.0 2781.5 2789.0 +3.0
25/06 06月10日 2787.5 2803.0 2780.0 2786.0 -2.0
25/06 06月09日 2773.0 2800.5 2771.5 2788.0 +14.5
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
06月13日(06月限) 37910 +130
06月12日(09月限) 38180 +30
06月11日(06月限) 38335 -105
06月10日(06月限) 38375 +145
06月09日(06月限) 38225 +115
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
06月06日 741億円 +205億円 1兆6186億円 -1289億円
05月30日 535億円 +170億円 1兆7475億円 +9億円
05月23日 364億円 -214億円 1兆7465億円 +3625億円
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
06月11日 2244万株 -246万株 7億6431万株 -536万株
06月10日 2490万株 -160万株 7億6968万株 +3651万株
06月09日 2650万株 +518万株 7億3317万株 -295万株
06月06日 2132万株 +150万株 7億3612万株 +1134万株
06月05日 1982万株 -274万株 7億2478万株 -418万株
06月04日 2256万株 +532万株 7億2896万株 +474万株
06月03日 1724万株 +18万株 7億2422万株 -3583万株
06月02日 1705万株 +187万株 7億6006万株 -2398万株
05月30日 1518万株 -194万株 7億8404万株 -1317万株
05月29日 1712万株 -162万株 7億9721万株 +3033万株
05月28日 1875万株 +145万株 7億6688万株 +230万株
05月27日 1729万株 +705万株 7億6458万株 -1906万株
05月26日 1024万株 -32万株 7億8364万株 -463万株
05月23日 1056万株 -254万株 7億8827万株 +9318万株
05月22日 1311万株 -3099万株 6億9508万株 +9825万株
05月21日 4321万株 +2281万株 5億9683万株 -2765万株
05月20日 2039万株 +325万株 6億2448万株 -1157万株
05月19日 1714万株 +43万株 6億3606万株 +3933万株
株探ニュース
2025/06/15 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―G7サミットを前にショートポジションを圧縮する動き
今週の日経225先物は、ロング優勢の相場展開が見込まれる。赤沢亮生経済再生相は6日、5回目の日米関税交渉でベッセント米財務長官、米ラトニック商務長官と個別に交渉を行った。赤沢大臣は会見で双方の主張には依然として隔たりがあるとの認識を示しているが、6月15日~17日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)での合意を視野に入れており、交渉進展への思惑がショートを手控えさせそうだ。
週末13日は6月の先物・オプション特別清算指数算出日(メジャーSQ)となる。そのため、週半ば以降は限月交代に伴うロールオーバーが中心になり、基本的には大きなトレンドは出にくい需給状況である。ただし、積極的な売買は手控えられるものの、G7サミットを前にショートポジションを圧縮する動きが意識されて、上へのバイアスが強まる可能性はあるだろう。
日経225先物は5月13日につけた3万8790円をピークに調整を継続するなかで、5月26日の3万6450円を直近安値に、75日移動平均線を支持線とする形でリバウンドをみせた。その後は200日線を突破したが、同線を支持線とした3万7500円~3万8500円辺りでの推移となった。先週は3万7250円~3万7850円処の狭いレンジで推移しており、煮詰まり感が意識されている。
先週は200日線を挟んでの値動きが続き、方向感の定まらない状況であったが、上向きで推移する25日線が支持線として機能している。この25日線(3万7580円)と200日線(3万7640円)との乖離はナイトセッションで60円程度まで縮小してきた。今週にも両線がゴールデンクロスを示現する可能性があり、25日線を支持線としたトレンドが継続するようだと、リバウンド基調の強まりも期待されよう。
SQ週のためロールオーバーが中心になるが、トレンドが出てくるとヘッジ対応の動きが活発になり、バイアスが強まる可能性がある。ボリンジャーバンドは収斂しており、ナイトセッションで+1σ(3万7980円)を上回ってきた。そのため、-1σ(3万7180円)から+2σ(3万8380円)のレンジを想定。上へのバイアスが強まった場合、+3σ(3万8780円)辺りまでのブレイクがありそうだが、ピーク形成には注意しておきたい。
6日の米国市場では、主要な株価指数が上昇した。前日までに発表された5月の米ADP雇用統計や新規失業保険申請件数が労働市場の伸びの鈍化を示す内容だったため、米景気の先行きに不透明感が強まっていた。ただし、注目された5月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比13万9000人増と、市場予想(12万6000人増程度)を上回った。4月(14万7000人増)からは減速したものの、予想を上回ったことで労働市場の底堅さを示したと受け止められ、雇用悪化を巡る過度な懸念が後退。NYダウは足もとで上値を抑えられていた200日線を突破した。
トランプ米大統領は5日、中国の習近平国家主席と電話で協議し、近く閣僚級による通商協議を開くことで合意した。これにより米中貿易摩擦を巡る警戒感が後退する形となったが、トランプ大統領は6日、習主席がレアアースの供給再開に同意したと自身のSNSに投稿した。さらに、米中の通商交渉担当者がロンドンで9日に再開する通商協議の準備を進めていると伝えられている。米中貿易摩擦が和らぐとの期待が支援材料となろう。
6日の米VIX指数は16.77(5日は18.48)に低下した。週間(5月30日は18.57)でも調整をみせている。25日線を抵抗に200日線での攻防が続くなか、両線から下放れる形状となり、5月16日の直近安値(17.15)と3月26日につけた16.97を割り込んだ。これにより相互関税が警戒されて急伸する前の水準まで下がってきた。目先的には下向きで推移する25日線が抵抗線として意識されてくるとみられ、リスク選好に向かわせやすいだろう。
先週のNT倍率は先物中心限月で13.61倍に低下した。先週は6月2日の13.49倍から上昇が続き、5日には一時13.64倍まで上げた。抵抗線として意識される25日線を捉えてきたことで、いったんはNTロングを巻き戻す形でのリバランスが入りやすいところだった。ただし、25日線(13.65倍)や75日線(13.66倍)を明確に上抜けてくるようだと、NTロングでのスプレッド狙いの動きが強まりそうだ。
5月第5週(5月26日-30日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では7週連続の買い越しであり、買い越し額は6360億円(5月第4週は1093億円の買い越し)だった。なお、現物は6165億円の買い越し(同2850億円の買い越し)と9週連続の買い越しであり、先物は195億円の買い越し(同1756億円の売り越し)と2週ぶりの買い越し。個人は現物と先物の合算で3037億円の売り越しと8週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1744億円の売り越しとなり、6週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、9日に1-3月期GDP改定値、4月国際収支、5月景気ウォッチャー調査、中国5月消費者物価指数、中国5月生産者物価指数、中国5月貿易収支、11日に5月国内企業物価、米国5月消費者物価指数、12日に4-6月期法人企業景気予測調査、米国5月生産者物価指数、13日にメジャーSQ、4月鉱工業生産確報値、米国6月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 06月06日 37640 37800 37310 37770 +250
25/06 06月05日 37850 37860 37480 37520 -260
25/06 06月04日 37450 37870 37390 37780 +270
25/06 06月03日 37390 37840 37280 37510 +20
25/06 06月02日 38000 38040 37330 37490 -470
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 06月06日 2759.5 2775.5 2741.5 2773.5 +20.0
25/06 06月05日 2792.5 2794.0 2753.0 2753.5 -33.0
25/06 06月04日 2769.5 2793.5 2765.5 2786.5 +13.5
25/06 06月03日 2770.0 2797.5 2763.5 2773.0 -5.5
25/06 06月02日 2801.5 2803.0 2763.0 2778.5 -19.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
06月06日(06月限) 37990 +220
06月05日(06月限) 37485 -35
06月04日(06月限) 37580 -200
06月03日(06月限) 37760 +250
06月02日(06月限) 37805 +315
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
05月30日 535億円 +170億円 1兆7475億円 +9億円
05月23日 364億円 -214億円 1兆7465億円 +3625億円
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
06月04日 2256万株 +532万株 7億2896万株 +474万株
06月03日 1724万株 +18万株 7億2422万株 -3583万株
06月02日 1705万株 +187万株 7億6006万株 -2398万株
05月30日 1518万株 -194万株 7億8404万株 -1317万株
05月29日 1712万株 -162万株 7億9721万株 +3033万株
05月28日 1875万株 +145万株 7億6688万株 +230万株
05月27日 1729万株 +705万株 7億6458万株 -1906万株
05月26日 1024万株 -32万株 7億8364万株 -463万株
05月23日 1056万株 -254万株 7億8827万株 +9318万株
05月22日 1311万株 -3099万株 6億9508万株 +9825万株
05月21日 4321万株 +2281万株 5億9683万株 -2765万株
05月20日 2039万株 +325万株 6億2448万株 -1157万株
05月19日 1714万株 +43万株 6億3606万株 +3933万株
05月16日 1670万株 +48万株 5億9672万株 -1398万株
05月15日 1621万株 -183万株 6億1070万株 -6579万株
05月14日 1805万株 +306万株 6億7650万株 -1233万株
05月13日 1499万株 +415万株 6億8883万株 -794万株
05月12日 1084万株 +644万株 6億9678万株 -474万株
株探ニュース
2025/06/08 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―トランプ発言で軟化の場面では押し目待ち狙いのロング
今週の日経225先物は、引き続きトランプ大統領の関税を巡る発言の影響を受けやすいほか、米雇用統計などの重要な経済指標の発表を控えて為替を睨んだ展開となりそうだ。先週は5月25日にトランプ大統領が欧州連合(EU)への50%関税発動を7月9日まで延期すると表明したことで、米欧の貿易摩擦激化への警戒感が和らぎ、3万7500円を回復して始まった。
その後はエヌビディアの良好な決算が、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料となったことに加え、米国際貿易裁判所がトランプ大統領の関税措置などを「違法」と判断し「一部差し止め」を命じたことが材料視され、29日には3万8470円まで上昇した。だが、トランプ政権は即日控訴。米連邦巡回控訴裁判所が米国際貿易裁判所の差し止め命令を一時停止する判断を下したことで、翌30日は3万7720円まで売られる場面もあった。
米国と中国は5月半ばに相互に発動した関税率の115%引き下げと90日間の停止で合意したが、トランプ大統領は週末に「中国は合意を破った」とSNSに投稿し、貿易戦争を再燃させる構えをみせている。また、USスチールの製鉄所で演説を行い、輸入される鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を25%から50%に引き上げる計画を表明。演説後には6月4日から適用されるとSNSに投稿しており、これに対しEUは対抗措置の用意があると表明している。
5月30日取引終了後の日経225先物はナイトセッションを日中比280円安の3万7680円で終えており、一時3万7390円まで売られる場面もあった。支持線として機能していた200日移動平均線(3万7520円)を一時割り込んでおり、再び同線が支持線として機能するかを見極める必要があるほか、上向きで推移する25日線(3万7220円)辺りまでの調整が意識されそうである。
ただし、トランプ大統領は大幅な関税を発動し、その後緩和する動きを繰り返しており、これに市場は翻弄されている。ウォール街では「TACO(タコ):Trump Always Chickens Out:トランプはいつも尻込みする」という造語が流行し、大統領の関税発動に対し過度に動揺して売るべきではないという。実際、これまでも大統領の発言で売られる局面は、目先的な底になっていた。そのため、週初はショート優勢の動きになりそうだが、200日線、25日線水準では押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。
5月30日発表の5月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)は52.2と速報値(50.8)から上方修正された。1年先のインフレ予想は6.6%、5-10年先は4.2%とそれぞれ速報値から下方修正された。4月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.1%上昇と、市場予想(2.2%上昇程度)を下回った。市場では「インフレの減速傾向が続いていることを示した」と受け止められた。
今週の米国では発表が予定される重要統計が多く、政策判断への影響が注目されよう。6月2日のISM製造業景況指数、4日のISM非製造業景気指数、ADP雇用統計、6日の雇用統計などが景気に先行性のあるセンチメント指標として注目され、その内容によっては市場の利下げ観測が前倒しされる可能性がある。
先週の日経225先物の終値は3万7960円と3万8000円をキープできなかったが、52週線(3万7840円)を上回って終えた。ただし、ナイトセッションで同線を割り込み、26週線(3万7620円)を下回っており、両線での攻防が意識されそうである。
まずは25日線を支持線としたボリンジャーバンドの+1σ(3万8030円)とのレンジより、オプション権利行使価格の3万7250円から3万8000円での推移を想定。200日線水準で底堅さがみられる局面では3万7500円から3万8500円にレンジを引き上げたい。
30日の米VIX指数は18.57(29日は19.18)に低下した。週間でも調整をみせている(23日は22.29)。先週は27日に200日線(19.52)を割り込んでおり、その後は同線での攻防になった。抵抗線に変わりつつあり、ややリスク選好に傾きやすいだろう。
先週のNT倍率は先物中心限月で13.56倍に低下した。29日には一時13.68倍に上昇し、足もとで上値を抑えられていた25日線(13.64倍)を上抜いたが、週末は13.54倍と-1σ(13.55倍)を下回る場面もみられた。4月以降は-1σがサポートとして機能していたこともあり、リバランスの動きが入るかを見極めたいところだろう。
5月第4週(5月19日-23日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では6週連続の買い越しであり、買い越し額は1093億円(5月第3週は6722億円の買い越し)だった。なお、現物は2850億円の買い越し(同6232億円の買い越し)と8週連続の買い越しであり、先物は1756億円の売り越し(同490億円の買い越し)と3週ぶりの売り越し。個人は現物と先物の合算で301億円の売り越しと7週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で2232億円の売り越しとなり、5週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、6月2日に1-3月期法人企業統計調査、米国5月ISM製造業景気指数、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長講演、3日に中国5月財新製造業PMI、韓国大統領選挙、4日に米国5月ADP雇用統計、米国5月ISM非製造業景気指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、5日にECB(欧州中央銀行)政策金利、米国4月貿易収支、ラガルドECB総裁記者会見、6日に4月全世帯家計調査、4月景気動向指数、米国5月雇用統計などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月30日 38370 38390 37720 37960 -450
25/06 05月29日 37750 38470 37660 38410 +710
25/06 05月28日 37890 38380 37700 37700 -120
25/06 05月27日 37580 37820 37410 37820 +230
25/06 05月26日 37210 37590 36450 37590 +400
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月30日 2806.0 2811.5 2767.0 2797.5 -10.5
25/06 05月29日 2773.5 2816.0 2766.5 2808.0 +37.5
25/06 05月28日 2781.0 2820.5 2768.5 2770.5 -7.0
25/06 05月27日 2755.5 2777.5 2746.5 2777.5 +21.5
25/06 05月26日 2738.5 2757.0 2685.0 2756.0 +19.5
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
05月30日(06月限) 37705 -255
05月29日(06月限) 37915 -495
05月28日(06月限) 37870 +170
05月27日(06月限) 38350 +530
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
05月23日 364億円 -214億円 1兆7465億円 +3625億円
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
04月11日 834億円 -301億円 1兆8678億円 -1659億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
05月28日 1875万株 +145万株 7億6688万株 +230万株
05月27日 1729万株 +705万株 7億6458万株 -1906万株
05月26日 1024万株 -32万株 7億8364万株 -463万株
05月23日 1056万株 -254万株 7億8827万株 +9318万株
05月22日 1311万株 -3099万株 6億9508万株 +9825万株
05月21日 4321万株 +2281万株 5億9683万株 -2765万株
05月20日 2039万株 +325万株 6億2448万株 -1157万株
05月19日 1714万株 +43万株 6億3606万株 +3933万株
05月16日 1670万株 +48万株 5億9672万株 -1398万株
05月15日 1621万株 -183万株 6億1070万株 -6579万株
05月14日 1805万株 +306万株 6億7650万株 -1233万株
05月13日 1499万株 +415万株 6億8883万株 -794万株
05月12日 1084万株 +644万株 6億9678万株 -474万株
05月09日 440万株 +73万株 7億0152万株 -38万株
05月08日 366万株 -821万株 7億0190万株 +89万株
05月07日 1188万株 -316万株 7億0100万株 +644万株
株探ニュース
2025/06/01 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―長期金利や為替を睨んでの相場展開
今週の日経225先物は、トランプ関税による貿易摩擦への懸念が再燃するなかで、長期金利や為替市場の動向を睨んでの相場展開となりそうだ。トランプ大統領は、欧州連合(EU)との交渉に不満を示し、EUからの輸入品に6月1日から50%の関税を課す考えを示した。また、国外で生産され米国で販売されるアップルの「iPhone」に少なくとも25%の関税を課すと表明した。日本製鉄<5401>[東証P]によるUSスチールの買収承認に転じたことは評価される可能性があるが、外部環境の不透明感が積極的な売買を手控えさせることになりそうだ。
日経225先物は5月23日の取引終了後のナイトセッションで一時3万6450円まで売られた後に持ち直し、3万6830円まで下落幅を縮めている。支持線として意識されていた75日移動平均線(3万6720円)を割り込んだことで下へのバイアスが強まったが、25日線(3万6520円)を下回った後は、ショートカバーが優勢になり、75日線を上回って終えている。4月7日につけた3万0650円をボトムとしたリバウンドによって5月13日には3万8790円まで上昇し、過熱が警戒され調整が続いていた。25日線までの下落により過熱感は後退したとみられ、いったんは押し目狙いのロング対応に向かわせる水準ではある。
ただし、トランプ大統領の関税を巡る発言が再び活発化してきたこともあり、もう一段の調整が警戒されやすいだろう。そのため、25日線までの調整を経てのリバウンドを意識しつつも、75日線をキープできないとボリンジャーバンドの-1σ(3万5290円)と+1σ(3万7740円)辺りでのレンジ推移となる可能性がある。上値は200日線が3万7510円に位置しており、同水準も抵抗線として機能するとみられるため、200日線に接近する局面では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。
週足の日経225先物は、足もとで26週線(3万7580円)と52週線(3万7820円)に上値を抑えられており、ナイトセッションでは13週線(3万6290円)に接近する場面もみられた。25日線を割り込んでくると、13週線を試しに行く展開はありそうだ。今週は26日の米国はメモリアルデーで休場となるため、週前半は海外勢のフローは限られる。
そのほか、赤澤亮生経済再生相は3回目の関税交渉を行ったが、ベッセント財務長官が欠席したことで今週末にも訪米することで調整しており、ポジションを傾けにくい状況である。スキャルピング中心の売買となりやすく、トランプ関税に関する報道には敏感に反応しやすいだろう。日本時間29日早朝に発表されるエヌビディア(NVDA)の決算を受けた波乱も警戒されやすい。
なお、先週の日経平均株価は6週ぶりに下落し、週間での下落率は-1.57%。一方でNYダウは-2.46%、 S&P500が-2.61%、ナスダックは-2.46%だった。相対的に日本株には底堅さがみられるが、海外投資家の買い越し基調が続いていることが需給を支えている。米国市場では引き続き関税政策と財政悪化懸念などが相場の重荷となりそうであり、これまで米国に集中していたグローバルマネーの欧州・アジアへの還流を巡って思惑が高まりそうだ。積極的な上値追いのロングは限られようが、底堅さがみられる局面では押し目待ち狙いのロングが入りやすいとみておきたい。
23日の米VIX指数は22.29(22日は20.28)に上昇した。週間でもリバウンドをみせてきている。先週は200日線(19.48)を下回って推移していたが、インフレや財政悪化に対する懸念が高まるなか、週半ばに同線を突破。週末には一時25.53まで切り上がる場面もみられ、一時25日線(22.87)や75日線(23.41)を上回っている。依然としてボトム圏での推移ではあるものの、終値で両線を上回ってくるようだと、ややリスク回避姿勢が強まりそうである。
先週末のNT倍率は先物中心限月で13.59倍に低下した。一時13.63倍に上昇する場面もみられたが、25日線(13.63倍)に上値を抑えられる形だった。一方で、13.56倍まで下げる動きをみせており、ボリンジャーバンドの-1σ(13.54倍)辺りが意識されていそうだ。4月以降は-1σが支持線として機能していたこともあり、NTショートを巻き戻す動きが出てくるかが注目されよう。そのきっかけになるのが、エヌビディアの決算を受けた市場反応になるだろう。
5月第3週(5月12日-16日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では5週連続の買い越しであり、買い越し額は6722億円(5月第2週は5830億円の買い越し)だった。なお、現物は6232億円の買い越し(同3570億円の買い越し)と7週連続の買い越しであり、先物は490億円の買い越し(同2259億円の買い越し)と2週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で2029億円の売り越しと6週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で5416億円の売り越しとなり、4週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、26日に3月景気動向指数改定値、27日に4月企業向けサービス価格指数、中国1-4月工業企業利益、米国4月耐久財受注、米国3月S&Pケースシラー住宅価格、米国5月コンファレンスボード消費者信頼感指数、28日に米国5月リッチモンド連銀製造業指数、FOMC議事録(5月6日~7日開催分)、エヌビディア決算発表、29日に5月消費動向調査、米国1-3月期GDP改定値、30日に5月東京都区部消費者物価指数、4月完全失業率、4月鉱工業生産、取引終了後にMSCI定期銘柄入れ替え実施、米国4月個人所得、米国4月個人消費支出、米国5月シカゴ購買部協会景気指数などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月23日 36920 37380 36710 37190 +170
25/06 05月22日 37340 37360 36830 37020 -240
25/06 05月21日 37460 37710 37260 37260 -270
25/06 05月20日 37410 37940 37240 37530 +140
25/06 05月19日 37830 38000 37390 37390 -380
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月23日 2713.5 2745.0 2698.5 2736.5 +16.0
25/06 05月22日 2734.0 2740.0 2706.5 2720.5 -10.0
25/06 05月21日 2734.0 2755.0 2728.5 2730.5 -7.0
25/06 05月20日 2734.5 2762.0 2723.0 2737.5 +5.0
25/06 05月19日 2747.5 2762.0 2729.0 2732.5 -11.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
05月23日(06月限) 36855 -335
05月22日(06月限) 37040 +20
05月21日(06月限) 36920 -340
05月20日(06月限) 37620 +90
05月19日(06月限) 37605 +215
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
05月16日 579億円 +431億円 1兆3840億円 -2266億円
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
04月11日 834億円 -301億円 1兆8678億円 -1659億円
04月04日 1136億円 +139億円 2兆0337億円 -4230億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
05月21日 4321万株 +2281万株 5億9683万株 -2765万株
05月20日 2039万株 +325万株 6億2448万株 -1157万株
05月19日 1714万株 +43万株 6億3606万株 +3933万株
05月16日 1670万株 +48万株 5億9672万株 -1398万株
05月15日 1621万株 -183万株 6億1070万株 -6579万株
05月14日 1805万株 +306万株 6億7650万株 -1233万株
05月13日 1499万株 +415万株 6億8883万株 -794万株
05月12日 1084万株 +644万株 6億9678万株 -474万株
05月09日 440万株 +73万株 7億0152万株 -38万株
05月08日 366万株 -821万株 7億0190万株 +89万株
05月07日 1188万株 -316万株 7億0100万株 +644万株
05月02日 1504万株 -82万株 6億9456万株 -402万株
05月01日 1587万株 -146万株 6億9858万株 +625万株
04月30日 1734万株 -110万株 6億9233万株 -1016万株
04月28日 1845万株 +627万株 7億0249万株 -364万株
株探ニュース
2025/05/25 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―200日線を支持線とした押し目狙いのロング対応
今週の日経225先物は、目先は過熱を冷ます調整が意識されやすいが、押し目待ち狙いのロングが入りやすく、底堅い相場展開が見込まれる。先週は週初に米国と中国が互いの追加関税引き下げで合意し、米中貿易摩擦に対する警戒感が後退。トランプ米大統領は今後90日間の交渉期間で合意できなかったとしても、関税を再び145%に引き上げることはないと述べた。今後の協議進展への期待が高まり、日経225先物は5月13日には3万8790円(ナイトセッションを含む)まで買われる場面があった。
ただし、3月26日につけた直近の戻り高値(3万7970円)をギャップアップで一気に突破し、2月下旬以来の水準を回復してきたことで短期的な過熱感も強まった。為替市場で円相場が一時1ドル=144円台と円高に振れて推移していたことも重荷となり、週半ば以降は利益確定に伴うロング解消の動きが優勢だった。
日経225先物は週後半にかけての調整で3万8000円を割り込んだが、200日移動平均線(3万7440円)が支持線として意識されている。ボリンジャーバンドは上向きで推移しているが、5月に入ってからは+1σと+2σによるレンジに沿った形でリバウンドをみせていた。13日に+2σを突破した後の調整で+1σ(3万7430円)水準まで下げてきたが、+1σと200日線が支持線となるため、押し目待ち狙いのロングを誘う可能性がある。
一方、米格付け会社ムーディーズ・レーティングスは16日、米国の信用格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたと発表。また、同日発表された5月の米ミシガン大学消費者信頼感指数は50.8と市場予想(53.4程度)を下回り、2022年6月以来の低水準だった。1年先の予想インフレ率は7.3%と4月(6.5%)から上昇するなど、トランプ政権の関税政策やインフレ圧力の高まりが警戒されやすい。
トランプ大統領は、今後2~3週間のうちに貿易相手国に対し新たな関税率を一方的に通知する考えを示したと報じられている。多くの国が合意締結を望んでおり、全ての国と協議するだけの時間がないことを理由に挙げている。日本は協議を進めることで合意しているため問題はないものの、積極的な売買を手控えさせる一因となる可能性がある。どの国が対象となるかは不明であり、トランプ氏のSNS投稿などを受けたアルゴリズム発動によるショートには注意しておく必要があろう。
もっとも、先週で決算発表が一巡したことにより、売買を手控えていた国内の機関投資家も動きやすくなったとみられる。決算発表が本格化した4月半ば以降、日経225先物は3万4200円水準から5月13日の3万8790円へと、これといった押し目を作らずに上昇してきた。週間形状では5週連続で陽線を形成し、52週線を一時突破してきたため、買い遅れている機関投資家による押し目狙いのロングが意識される。
日経225先物は26週線(3万7650円)、52週線(3万7860円)辺りで強弱感が対立する可能性はあるが、両線を明確に上抜くと週足の+1σ(3万7730円)と+2σ(3万9120円)によるレンジへと移行する。そのため、まずはオプション権利行使価格の3万7500円から3万9000円のレンジを想定しておきたい。一方で200日線を明確に割り込んでくる局面では、75日線が位置する3万6870円が目先のターゲットになるだろう。
週後半には、赤沢亮正経済再生担当大臣が米関税措置を巡り、ワシントンで3回目の閣僚協議を行う予定である。前週に米国と英国が貿易協定の締結で合意したことで、協議進展への期待が高まっている。交渉に進展がみられるようだと、ロングの動きが強まる可能性がある。そのほか、22日には米国や欧州各国では5月の製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)の発表が予定されており、結果を受けた為替動向には注意しておきたい。
16日の米VIX指数は17.24(15日は17.83)に低下した。先週は米中関税合意を受けて、9日の21.90から週明け12日には200日線を下抜け、18.39と判断の分かれ目となる20.00を一気に割り込んだ。その後も200日線が抵抗線として機能する形での推移を継続。3月26日の直近安値である16.97が射程に入るなかで、リスク選好の状況が続きそうだ。
先週末のNT倍率は先物中心限月で13.76倍(15日は13.79倍)に低下。14日に一時13.86倍まで上昇し、75日線を突破する場面もみられた。その後は短期的な過熱感から東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が利食いに押され、低下傾向となった。+2σ(13.82倍)を挟んだ+1σ(13.72倍)と+3σ(13.91倍)とのレンジのなかで、週末に一時13.72倍と+1σ水準まで下げてきたことで、リバランスを想定したNTロングでのスプレッド狙いが入りやすいところだろう。
5月第2週(5月7日-9日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週連続の買い越しであり、買い越し額は5830億円(5月第1週は2192億円の買い越し)だった。なお、現物は3570億円の買い越し(同3946億円の買い越し)と6週連続の買い越しであり、先物は2259億円の買い越し(同1753億円の売り越し)と2週ぶりの買い越し。個人は現物と先物の合算で4089億円の売り越しと5週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で3505億円の売り越しとなり、3週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、19日に中国4月鉱工業生産指数、中国4月小売売上高、米国4月コンファレンス・ボード景気先行指数、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが「COMPUTEX 2025」基調講演、20日にG7財務相・中央銀行総裁会議(~22日)、21日に4月貿易収支、国会で党首討論、22日に3月機械受注、米国5月製造業PMI、23日に4月全国消費者物価指数、米国4月新築住宅販売件数などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月16日 37680 37840 37490 37770 +60
25/06 05月15日 38170 38200 37600 37710 -430
25/06 05月14日 38190 38510 37860 38140 -60
25/06 05月13日 38200 38790 38150 38200 +500
25/06 05月12日 37550 37840 37310 37700 +180
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月16日 2731.5 2752.5 2725.5 2743.5 +10.5
25/06 05月15日 2764.5 2767.5 2724.0 2733.0 -28.5
25/06 05月14日 2770.5 2784.0 2737.0 2761.5 -12.0
25/06 05月13日 2777.0 2816.5 2771.0 2773.5 +28.5
25/06 05月12日 2736.5 2753.5 2718.5 2745.0 +9.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
05月16日(06月限) 37995 +225
05月15日(06月限) 37755 +45
05月14日(06月限) 37720 -420
05月13日(06月限) 38370 +170
05月12日(06月限) 38760 +1060
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
05月09日 148億円 -321億円 1兆6106億円 +162億円
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
04月11日 834億円 -301億円 1兆8678億円 -1659億円
04月04日 1136億円 +139億円 2兆0337億円 -4230億円
03月28日 996億円 -550億円 2兆4567億円 +3949億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
05月14日 1805万株 +306万株 6億7650万株 -1233万株
05月13日 1499万株 +415万株 6億8883万株 -794万株
05月12日 1084万株 +644万株 6億9678万株 -474万株
05月09日 440万株 +73万株 7億0152万株 -38万株
05月08日 366万株 -821万株 7億0190万株 +89万株
05月07日 1188万株 -316万株 7億0100万株 +644万株
05月02日 1504万株 -82万株 6億9456万株 -402万株
05月01日 1587万株 -146万株 6億9858万株 +625万株
04月30日 1734万株 -110万株 6億9233万株 -1016万株
04月28日 1845万株 +627万株 7億0249万株 -364万株
04月25日 1217万株 -428万株 7億0613万株 +5678万株
04月24日 1646万株 +102万株 6億4935万株 +2683万株
04月23日 1544万株 -661万株 6億2252万株 -5077万株
04月22日 2205万株 +159万株 6億7329万株 +625万株
04月21日 2046万株 -57万株 6億6703万株 -2073万株
株探ニュース
2025/05/18 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―海外勢のショートカバーが強まるか
今週の日経225先物は、10日、11日にスイスで行われた関税を巡る米中閣僚級協議の初動反応として、ボラティリティの高まりが想定される。週初は協議内容がアルゴリズム発動のトリガーとなる可能性があろう。
先週の東京市場は、大型連休明けで3日間の立ち合いだった。8日には、トランプ米政権がすべての貿易相手国を対象に行う「相互関税」において、米英が貿易協定を結ぶことで合意した。これにより米中貿易交渉への期待が高まり、9日の日経平均株価は3月27日以来となる3万7500円を回復。75日移動平均線(3万6950円)で攻防をみせていた日経225先物は同線を突破し、200日線(3万7620円)を捉えてきた。
9日の取引終了後のナイトセッションでは、米中協議の結果を見極めたいとのムードが強まったことで、3万7600円に下がった200日線での攻防となり、持ち高調整に伴うロングの解消が優勢だった。米中協議で進展がみられるようだと同線をクリアし、ショートカバーを中心に3月26日につけた戻り高値3万7970円の突破が意識されやすい。一方で、物別れに終わると、改めてショートポジションを積み増す動きが強まり、75日線までの調整が警戒されやすい。
ボリンジャーバンドでは、上向きで推移する+1σ(3万6530円)と+2σ(3万8150円)によるレンジ内で推移している。5月1日に+1σを突破した後は、+2σに沿ったリバウンドを継続。米中協議が失望を招けば、75日線から+1σ水準までの調整を警戒しておきたい。ただし、米英間の関税合意によって、5月中旬以降に3回目の閣僚級協議を調整している日米交渉についても進展期待が高まりやすい。75日線や+1σ水準までの調整があるようならば、押し目狙いのロングで対応したいところである。
先週はトランプ大統領の発言が大きく市場に影響を与えた。「中国側に譲歩する意向がある」「今すぐ株を買った方がいい」「所得250万ドル以上の富裕層に増税を求める」「対中関税は80%が適切だろう」などと自身のSNSに投稿し、これら発言がアルゴリズム発動のトリガーになっている。米中協議を受けたSNSでの発言が一段と活発化する可能性もあるため、スキャルピング中心のトレードに向かわせやすい面はありそうだ。
今週は決算発表がピークを迎え、週を通じて2000社ほどの企業の発表が予定されている。決算内容を見極めたいとするムードが強まりやすいほか、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の影響を受けやすい点には注意が必要だ。
米中協議を受けた週初以降は、決算の影響を受けやすいほか、米国では13日に4月消費者物価指数(CPI)、15日に4月生産者物価指数(PPI)が発表される。米連邦準備制度理事会(FRB)は当面様子見の姿勢を保っているが、注意を要することになろう。
日経225先物は200日線水準での攻防から、オプション権利行使価格の3万7000円から3万8000円のレンジを想定。75日線割れでは、+1σ水準を支持線とした押し目狙いのロング対応。一方で、200日線を明確に上抜けてくる局面では、+2σの上昇に沿ったトレンド形成となりそうだ。
9日の米VIX指数は21.90(8日は22.48)に低下した。直近で支持線として意識されていた25日線を割り込んでいる。200日線が位置する19.71が射程に入っており、判断の分かれ目となる20.00割れが射程に入ってきたことで、リスク選好に向かわせそうだ。米中協議が進展するようなら、3月26日の直近安値である16.97辺りが意識されそうであり、ショートカバーが強まりやすいだろう。
先週末のNT倍率は先物中心限月で13.71倍に低下しており、+2σ(13.72倍)に抑えられる形になった。ただし、一時13.67倍まで下げる場面もみられたが、+1σ(13.66倍)が支持線として機能しているため、+1σと+2σによるレンジを継続。バンドが緩やかながら上向きで推移していることもあり、NTロングに振れやすいとみておきたい。
5月第1週(4月28日-5月2日)の投資部門別売買動向は12日の引け後に発表され、5月第2週(7日- 9日)については15日に発表される。4月第4週時点で海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で買い越している。日経平均株価は4月25日の3万5705円から5月9日には3万7503円と1800円近く上昇しているため、海外投資家の買い越し基調が継続しているとみられる。現物、先物いずれも3月26日の戻り高値が射程に入るなか、ショートカバーが本格化する可能性があろう。
主要スケジュールでは、12日に3月国際収支、4月景気ウォッチャー調査、米国4月月次財政収支、13日に金融政策決定会合の主な意見(4月30日~5月1日分)、米国4月消費者物価指数、トランプ米大統領・中東歴訪(~16日)、14日に4月国内企業物価、15日に米国4月小売売上高、米国4月生産者物価指数、米国4月鉱工業生産指数、16日に1-3月期GDP、米国4月住宅着工件数、米国4月輸出入物価指数などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
05月限 日経225 37572.13 TOPIX 2733.00
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月09日 37160 37680 37140 37520 +380
25/06 05月08日 36840 37140 36590 37140 +360
25/06 05月07日 36860 37350 36640 36780 -30
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月09日 2704.5 2745.0 2702.5 2736.0 +32.5
25/06 05月08日 2696.5 2705.5 2677.5 2703.5 +11.5
25/06 05月07日 2689.0 2721.5 2678.0 2692.0 +5.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
05月09日(06月限) 37470 -50
05月08日(06月限) 37470 +330
05月07日(06月限) 36960 +180
05月06日(06月限) 36750 -60
05月05日(06月限) 37155 +345
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
05月02日 469億円 +108億円 1兆5944億円 +511億円
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
04月11日 834億円 -301億円 1兆8678億円 -1659億円
04月04日 1136億円 +139億円 2兆0337億円 -4230億円
03月28日 996億円 -550億円 2兆4567億円 +3949億円
03月21日 1547億円 +80億円 2兆0618億円 +998億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
05月07日 1188万株 -316万株 7億0100万株 +644万株
05月02日 1504万株 -82万株 6億9456万株 -402万株
05月01日 1587万株 -146万株 6億9858万株 +625万株
04月30日 1734万株 -110万株 6億9233万株 -1016万株
04月28日 1845万株 +627万株 7億0249万株 -364万株
04月25日 1217万株 -428万株 7億0613万株 +5678万株
04月24日 1646万株 +102万株 6億4935万株 +2683万株
04月23日 1544万株 -661万株 6億2252万株 -5077万株
04月22日 2205万株 +159万株 6億7329万株 +625万株
04月21日 2046万株 -57万株 6億6703万株 -2073万株
04月18日 2103万株 -19万株 6億8777万株 -3467万株
04月17日 2123万株 -171万株 7億2245万株 -1098万株
04月16日 2295万株 -157万株 7億3343万株 -5431万株
04月15日 2452万株 +91万株 7億8774万株 -1億5278万株
04月14日 2360万株 -440万株 9億4053万株 +965万株
株探ニュース
2025/05/11 17:00
みんかぶニュース その他
株価指数先物 【週間展望】―トランプ関税を警戒も、ショートカバーが本格化へ
株価指数先物 【週間展望】―トランプ関税を警戒も、ショートカバーが本格化へ
トランプ関税を警戒も、ショートカバーが本格化へ
今週の日経225先物はトランプ関税の影響は警戒されるが、順調なリバウンドを継続するなかでショートカバーが入りやすい需給状況が見込まれる。5月2日に一時3万7000円を回復し、同水準に位置する75日移動平均線(3万7000円)を捉えた。祝日取引では3万7350円まで上昇する場面もみられ、同線を上抜いてきた。75日線での攻防を意識しつつも、ボリンジャーバンドの+2σ(3万7550円)と200日線(3万7660円)を射程に捉えてきた。3月26日につけた戻り高値の3万7970円が次第に意識されてくるとみられ、カバーの動きが強まりやすい。
日経平均株価は4月23日から5月2日まで7営業日続伸し、2600円あまり上昇した。その間、東証プライムの出来高が20億株を上回ったのは4月28日と30日の2日間のみであり、この両日は月末のドレッシング買いの影響であろう。それ以外はロングが指数を押し上げたというよりは、積極的な売買が手控えられるなかでショーカバーが中心だったことが窺える。
日経225先物は先週の上昇で13週線(3万6570円)を突破し、2日の取引終了後のナイトセッションで3万6670円まで売られる場面はあったものの、同線が支持線として機能していた。13週線と26週線(3万7670円)によるレンジが意識され、26週線を捉えてくるようだと52週線(3万7880円)が射程に入ってくる。2月第4週(25~28日)に26週、52週線を割り込んだ後は両線に上値を抑えられていただけに、これらを捉えてくるとショートカバーが本格化するとともに、新たなロングの動きが強まることになりそうだ。
トランプ米大統領は4日、製品の大半に145%の関税を課している対中関税について「どこかの時点で引き下げるだろう」と述べていた。一方で、自身のSNSで米国外で製作する全ての映画に100%の関税を課す方針を示しており、関税の影響がエンタメ市場にも広がりをみせてきた。5日の米国市場では、ネットフリックスやウォルト・ディズニー、パラマウント・グローバル、ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーが売られ、NYダウ、S&P500指数は10営業日ぶりに下落した。トランプ大統領によるSNS投稿はアルゴリズム発動のトリガーになる可能性がある点には注意しておきたい。
6~7日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。政策金利は据え置きがコンセンサスであるが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見などを見極めたいとするムードも強く、積極的なロングは入りにくいだろう。国内では8日にトヨタ自動車<7203>[東証P]、任天堂<7974>[東証P]、コナミグループ<9766>[東証P]、9日にリクルートホールディングス<6098>[東証P]、三井不動産<8801>[東証P]などの決算発表が予定されている。今週末から来週に決算発表のピークを迎えることから、様子見姿勢が強まると、利益確定に伴うロング解消の動きが勢いを増す可能性もある。
そのため、日経225先物は75日線水準での攻防を意識しつつ、200日線とのレンジになりそうだ。オプション権利行使価格では3万6625円から3万7625円のレンジを想定する。3万7000円処での底堅さが意識される局面では、52週線を意識した3万7000円から3万8000円へとレンジが引き上げられよう。
5日の米VIX指数は23.64(2日は22.68)に上昇した。ただし、2日に一時22.34まで下げており、75日線(22.55)を下回る場面もみられていたため、いったんは反発が意識されやすいところだった。トランプ関税の影響を警戒しつつも、同線を明確に割り込んでくると、25日線(19.59)が射程に入ってくるだろう。20.00割れが意識されてくるなか、リスク選好に向かわせそうだ。
先週末のNT倍率は先物中心限月で13.69倍(1日は13.61倍)に上昇した。ボリンジャーバンドの+1σ突破から+2σ(13.70倍)水準まで切り上がってきている。週足では1月下旬以降、上値を抑えられていた13週線(13.74倍)に接近してきた。同線を上抜けてくるようだと、NTショートを巻き戻す動きが強まりそうだ。
4月第4週(4月21日-25日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続の買い越しであり、買い越し額は5242億円(4月第3週は3452億円の買い越し)だった。なお、現物は2881億円の買い越し(同1503億円の買い越し)と4週連続の買い越しであり、先物は2360億円の買い越し(同1948億円の買い越し)と2週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で4710億円の売り越しと3週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1865億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。
主要スケジュールでは、6日に中国4月財新サービス業PMI、米国3月貿易収支、7日にFOMC終了後に政策金利、パウエルFRB議長記者会見、8日に日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18・19日開催分)、イングランド銀行政策金利、米国1-3月期非農業部門労働生産性指数、9日にオプションSQ、3月全世帯家計調査、3月景気動向指数、中国4月貿易収支などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
05月限 日経225 38509.47 TOPIX 2728.75
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
10月限 日経225 39701.93 TOPIX 2721.72
11月限 日経225 39901.35 TOPIX 2765.26
12月限 日経225 39434.85 TOPIX 2738.68
01月限 日経225 39343.19 TOPIX 2726.70
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
02月限 日経225 39432.64 TOPIX 2775.06
03月限 日経225 36483.79 TOPIX 2684.98
04月限 日経225 32737.29 TOPIX 2418.70
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月02日 36600 37070 36540 36810 +260
25/06 05月01日 36120 36570 35630 36550 +520
25/06 04月30日 35880 36230 35710 36030 +120
25/06 04月28日 35700 36100 35480 35910 +130
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
25/06 05月02日 2685.0 2714.5 2679.5 2687.0 +3.0
25/06 05月01日 2672.5 2687.5 2631.5 2684.0 +19.5
25/06 04月30日 2652.0 2685.5 2649.0 2664.5 +11.0
25/06 04月28日 2630.0 2670.0 2618.5 2653.5 +17.5
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
05月05日(06月限) 37155 +345
05月02日(06月限) 37215 +405
05月01日(06月限) 36845 +295
04月30日(06月限) 36165 +135
04月29日(06月限) 36085 +175
04月28日(06月限) 35925 +15
※前日比は大阪取引所終値比
□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
04月25日 361億円 -275億円 1兆5432億円 +752億円
04月18日 637億円 -197億円 1兆4680億円 -3997億円
04月11日 834億円 -301億円 1兆8678億円 -1659億円
04月04日 1136億円 +139億円 2兆0337億円 -4230億円
03月28日 996億円 -550億円 2兆4567億円 +3949億円
03月21日 1547億円 +80億円 2兆0618億円 +998億円
03月14日 1466億円 -1555億円 1兆9619億円 +2885億円
□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
04月30日 1734万株 -110万株 6億9233万株 -1016万株
04月28日 1845万株 +627万株 7億0249万株 -364万株
04月25日 1217万株 -428万株 7億0613万株 +5678万株
04月24日 1646万株 +102万株 6億4935万株 +2683万株
04月23日 1544万株 -661万株 6億2252万株 -5077万株
04月22日 2205万株 +159万株 6億7329万株 +625万株
04月21日 2046万株 -57万株 6億6703万株 -2073万株
04月18日 2103万株 -19万株 6億8777万株 -3467万株
04月17日 2123万株 -171万株 7億2245万株 -1098万株
04月16日 2295万株 -157万株 7億3343万株 -5431万株
04月15日 2452万株 +91万株 7億8774万株 -1億5278万株
04月14日 2360万株 -440万株 9億4053万株 +965万株
04月11日 2801万株 +933万株 9億3088万株 -3852万株
04月10日 1867万株 -388万株 9億6940万株 +2553万株
04月09日 2256万株 -1489万株 9億4387万株 -675万株
04月08日 3746万株 -581万株 9億5062万株 +617万株
04月07日 4327万株 -80万株 9億4444万株 -7288万株
株探ニュース
2025/05/06 17:00
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況