みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (3日大引け後 発表分)
配信日時:2024/10/03 16:50
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】信託銀と事業法人が買い越す一方、個人と海外勢は売り越す (9月第4週)
●信託銀と事業法人が買い越す一方、個人と海外勢は売り越す
東証が3日に発表した9月第4週(24日~27日)の投資部門別売買動向(現物)によると、自民党総裁選に対する思惑買いで日経平均株価が前週末比2105円高の3万9829円と大幅に3週続伸したこの週は、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が3週ぶりに買い越した。買越額は1332億円だった。前週は2963億円の売り越しだった。自社株買いが中心とみられる事業法人は13週連続で買い越し、買越額は863億円と前週の1884億円から縮小した。証券会社の自己売買は3週連続で買い越し、買越額は5141億円と前週の1兆1983億円から急減した。
一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は5869億円と前週の3567億円から拡大した。相場の大幅続伸を受けて逆張り志向の強い個人は利益確定売りに動いた格好だ。海外投資家が6週連続で売り越し、売越額は567億円と前週の5122億円から大幅に縮小した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週連続の売り越しとなった。売越額は8906億円と前週の2498億円から急拡大した。現物と先物の合算でも6週連続で売り越し、売越額は9473億円だった。
日経平均が大幅に3週続伸する中、信託銀行と事業法人が買い越す一方、個人投資家と海外投資家は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (9月24日~27日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
9月 ―――
第4週 ▲567 1,332 ▲5,869 [ ▲3,818 ▲2,051 ] 39,829円 ( +2105 円)
第3週 ▲5,122 ▲2,963 ▲3,567 [ ▲2,628 ▲939 ] 37,723円 ( +1142 円)
第2週 ▲15,425 ▲559 2,193 [ 1,340 853 ] 36,581円 ( +190 円)
第1週 ▲8,235 1,500 4,672 [ 1,973 2,698 ] 36,391円 ( -2256 円)
8月 ―――
第4週 ▲2,451 2,074 ▲1,106 [ ▲1,839 732 ] 38,647円 ( +283 円)
第3週 ▲3,988 1,347 ▲366 [ ▲1,855 1,488 ] 38,364円 ( +301 円)
第2週 1,872 291 ▲4,041 [ ▲3,112 ▲928 ] 38,062円 ( +3037 円)
第1週 4,953 2,171 ▲553 [ 3,027 ▲3,581 ] 35,025円 ( -884 円)
7月 ―――
第5週 ▲5,524 239 4,817 [ 3,143 1,673 ] 35,909円 ( -1757 円)
第4週 ▲5,659 256 5,050 [ 2,753 2,297 ] 37,667円 ( -2396 円)
第3週 ▲2,459 ▲257 2,512 [ ▲6 2,518 ] 40,063円 ( -1126 円)
第2週 1,288 ▲733 ▲773 [ ▲2,763 1,989 ] 41,190円 ( +278 円)
第1週 1,836 518 ▲4,966 [ ▲5,110 143 ] 40,912円 ( +1329 円)
6月 ―――
第4週 1,239 15 ▲4,885 [ ▲3,839 ▲1,046 ] 39,583円 ( +986 円)
第3週 ▲213 ▲1,914 1,899 [ 358 1,541 ] 38,596円 ( -218 円)
第2週 ▲2,494 1,562 853 [ ▲231 1,085 ] 38,814円 ( +130 円)
第1週 ▲1,986 ▲1,304 2,861 [ 354 2,507 ] 38,683円 ( +196 円)
5月 ―――
第5週 ▲1,126 ▲1,676 ▲887 [ ▲1,394 506 ] 38,487円 ( -158 円)
第4週 ▲1,139 ▲145 816 [ ▲711 1,527 ] 38,646円 ( -141 円)
第3週 383 472 ▲1,204 [ ▲1,964 759 ] 38,787円 ( +558 円)
第2週 2,636 89 ▲406 [ ▲1,121 714 ] 38,229円 ( -6 円)
第1週 1,745 247 ▲2,741 [ ▲2,537 ▲203 ] 38,236円 ( +301 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2024/10/03 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (3日大引け後 発表分)
※10月11日、東証グロース市場に上場予定のオルツ <260A> [東証G]は3日、公開価格を発表した。
●オルツ <260A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:10月11日
事業内容:デジタルクローン P.A.I.の開発を最終目的とした
要素技術の研究開発とそれらを応用した製品群
(Communication Intelligence「 AIGIJIROKU」等)の
展開、AIソリューションの提供
公開価格:540円
仮条件:510円~540円
想定発行価格:510円
上場時発行済み株式数:3334万4700株
公募:750万株
売り出し:150万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限135万株
申込期間:10月4日~9日
払込日:10月10日
主幹事:大和証券
[2024年10月3日]
株探ニュース
2024/10/03 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (3日大引け後 発表分)
○クスリアオキ <3549> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の5.71%にあたる600万株(金額で196億8000万円)を上限に、10月4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2024年10月3日]
株探ニュース
2024/10/03 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 急反発、円安追い風にリスク選好の買い優勢 (10月3日)
日経平均株価
始値 38459.13
高値 38856.75(09:03)
安値 38457.62(09:00)
大引け 38552.06(前日比 +743.30 、 +1.97% )
売買高 19億0664万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2946億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、急速な円安が追い風材料に
2.石破新首相の発言で1ドル=147円台まで円安進行
3.半導体関連など買われ、全体相場の上げ足を助長
4.後半は狭いゾーンでのもみ合い、伸び悩む展開に
5.値上がり銘柄数は後場に減少も全体の78%占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比39ドル高と反発した。景気や雇用見通しの改善を受け、ハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、急速な円安を追い風に主力株をはじめ広範囲に買い戻された。日経平均株価は一時1000円を超えて上昇する場面もあった。
3日の東京市場は、リスク選好、日経平均は前日の下げ分をほぼ取り戻す形で急速に切り返した。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数数がいずれも小高く引けたことで投資家の不安心理が緩和され、一方で外国為替市場では石破新首相の発言を受け一時1ドル=147円台まで急激に円安方向に振れたことが、半導体関連などを中心に買いを呼び込んだ。ただ、本日の日経平均の高値は朝方取引開始直後につけており、その後は狭いゾーンのもみ合いながら、伸び悩み気味となった。緩む場面では買いが入り、おおむね3万8000円台後半でもみ合った。値上がり銘柄数は後場に入って減少したが、それでもプライム市場全体の78%強の銘柄が上昇。売買代金は3日続けて4兆円台前半の水準となり、株価の値幅の割にはやや盛り上がりを欠いた状態が続いている。
個別では、売買代金2位に入ったディスコ<6146>、同3位のレーザーテック<6920>、同4位の東京エレクトロン<8035>と半導体製造装置関連への買いが目立った。ファーストリテイリング<9983>が大きく上値を追い、トヨタ自動車<7203>も堅調。霞ヶ関キャピタル<3498>が商いを膨らませ値上がり率首位に買われた。エムスリー<2413>、Macbee Planet<7095>、住友ファーマ<4506>などが急伸をみせ、西武ホールディングス<9024>も大幅高。タツモ<6266>、サムコ<6387>なども物色人気。
半面、川崎重工業<7012>が冴えず、日立製作所<6501>も軟調な動き。みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクの一角が弱含み、ニトリホールディングス<9843>も売りに押された。兼松<8020>、楽天銀行<5838>が値を下げ、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も利益確定売りに下落。チェンジホールディングス<3962>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約374円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はニトリHD <9843>、ダイキン <6367>、セブン&アイ <3382>、日東電 <6988>、日本取引所 <8697>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約17円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)海運業、(3)医薬品、(4)陸運業、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)銀行業、(3)鉄鋼、(4)空運業、(5)その他金融業。
■個別材料株
△アストロHD <186A> [東証G]
APS-R受注額「再度増額」と発表。
△霞ヶ関C <3498> [東証P]
25年8月期最高益・増配予想を好感。
△コラボス <3908> [東証G]
「コスト改善施策」奏功し25年3月期利益予想を上方修正。
△日本高純度 <4973> [東証P]
ンガポール拠点の資産運用会社が書簡送付で思惑。
△ABEJA <5574> [東証G]
日本語版医療LLM開発に共同研究開発機関として参画。
△TDK <6762> [東証P]
消費電力100分の1のAI用半導体開発に着手。
△西武HD <9024> [東証P]
上半期業績予想を上方修正。
△郵船 <9101> [東証P]
割安さ際立ち中東の地政学リスクもネガティブ材料とならず。
△東電HD <9501> [東証P]
武藤経産相が原発利用進める考えを示す。
△ファストリ <9983> [東証P]
9月国内ユニクロ既存店売上高が6ヵ月連続前年上回る。
▼ABCマート <2670> [東証P]
9月既存店売上高は31ヵ月連続前年上回るも伸び率が縮小。
▼兼松 <8020> [東証P]
株式売り出しで需給悪化懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)霞ヶ関C <3498>、(2)エムスリー <2413>、(3)マクビープラ <7095>、(4)住友ファーマ <4506>、(5)西武HD <9024>、(6)タツモ <6266>、(7)ディスコ <6146>、(8)鎌倉新書 <6184>、(9)サムコ <6387>、(10)EMシステム <4820>。
値下がり率上位10傑は(1)兼松 <8020>、(2)トレファク <3093>、(3)楽天銀 <5838>、(4)東邦鉛 <5707>、(5)東京計器 <7721>、(6)大阪チタ <5726>、(7)石原ケミ <4462>、(8)シンフォニア <6507>、(9)ABCマート <2670>、(10)帝繊維 <3302>。
【大引け】
日経平均は前日比743.30円(1.97%)高の3万8552.06円。TOPIXは前日比31.75(1.20%)高の2683.71。出来高は概算で19億0664万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1291、値下がり銘柄数は309となった。東証グロース250指数は650.33ポイント(5.75ポイント高)。
[2024年10月3日]
株探ニュース
2024/10/03 18:14
みんかぶニュース 市況・概況
3日香港・ハンセン指数=終値22113.51(-330.22)
3日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比330.22ポイント安の22113.51と7営業日ぶりに反落した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/03 17:27
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:9月第4週、外国人・現物は567億円と6週連続の売り越し
東京証券取引所が3日に発表した9月第4週(9月24~27日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が567億4506万円と6週連続の売り越しとなった。前週は5122億7924万円の売り越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は8934億円の売り越し。現物・先物の合計では9502億円と6週連続の売り越しとなった。前週は7657億円の売り越しだった。
現物での個人投資家は5869億9896万円と2週連続の売り越し。信託銀行は1332億7317万円と3週ぶりに買い越した。事業法人は863億4402万円と13週連続で買い越した。
この週の日経平均株価は終値ベースで2105円(5.6%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/03 17:24
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇37銘柄・下落73銘柄(通常取引終値比)
10月3日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは121銘柄。通常取引の終値比で上昇は37銘柄、下落は73銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は35銘柄。うち値上がりが2銘柄、値下がりは28銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は215円安と大幅安に売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の3日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <2628> iFE科創板 4246.5 +1551.5( +57.6%)
2位 <2530> MX中国株投 59980 +16980( +39.5%)
3位 <2254> GX中国EV 1400 +290( +26.1%)
4位 <7069> サイバーバズ 1660 +300( +22.1%)
5位 <2156> セーラー広告 651.5 +79.5( +13.9%)
6位 <4881> ファンペップ 150 +9( +6.4%)
7位 <5610> 大和重 1522 +87( +6.1%)
8位 <6071> IBJ 756.7 +40.7( +5.7%)
9位 <7047> ポート 2261 +99( +4.6%)
10位 <3205> ダイドー 923.9 +37.9( +4.3%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1840> 土屋HD 158.3 -56.7( -26.4%)
2位 <1540> 純金信託 10500 -1265( -10.8%)
3位 <201A> iSインド株 183.7 -20.0( -9.8%)
4位 <6279> 瑞光 1183 -119( -9.1%)
5位 <1572> H株ブル 6101 -448( -6.8%)
6位 <9872> 北恵 890 -53( -5.6%)
7位 <8107> キムラタン 18.1 -0.9( -4.7%)
8位 <8918> ランド 7.8 -0.2( -2.5%)
9位 <4766> ピーエイ 291 -6( -2.0%)
10位 <8035> 東エレク 25300 -460( -1.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4506> 住友ファーマ 650 +2( +0.3%)
2位 <6526> ソシオネクス 2905 +1.5( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8035> 東エレク 25300 -460( -1.8%)
2位 <6920> レーザーテク 23350 -355( -1.5%)
3位 <6857> アドテスト 6789.1 -75.9( -1.1%)
4位 <8795> T&D 2498 -23.0( -0.9%)
5位 <8309> 三井住友トラ 3350 -21.0( -0.6%)
6位 <6479> ミネベア 2891.4 -14.6( -0.5%)
7位 <3099> 三越伊勢丹 2286.5 -11.5( -0.5%)
8位 <5411> JFE 1930.1 -9.4( -0.5%)
9位 <6501> 日立 3765 -16( -0.4%)
10位 <8801> 三井不 1392.4 -5.6( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/10/03 17:03
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=石破エフェクトと爆騰する中国ETF
きょう(3日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比743円高の3万8552円と急反発。日替わりで乱高下を繰り返しているが、投資家サイドも戸惑いを隠せないというところ。何か強弱観の対立があってその結果に振り回されているというような、イベントドリブン的な乱高下ではないからだ。宙に浮いたような状態で、無重力の中でクルクル回っているような相場というべきか、訳の分からないまま日経平均はボックス圏での無機質な往来を余儀なくされている。
きょうの株価上昇の背景は外国為替市場での円安進行に尽きる。ドル・円相場の動向にリンクさせた先物売買を通じ裁定取引主導の機械的なアンワインドの動きが反映され、日経平均は一時1000円超の上昇をみせる場面もあった。ドル・円は前日の1ドル=143円近辺から一気にドルが買い戻され、一時1ドル=147円台をつけるなど4円超の一瞬目を疑うような円安が進行した。トリガーを引いたのは石破新首相の発言。「現在、追加利上げの環境にあるとは考えていない」という植田日銀総裁かと見紛えるようなコメントで円売りを誘発した。選挙を意識しての発言なのかどうか、いずれにしてもこの過激なまでの円安を目の当たりにして一番驚いたのは石破首相本人かもしれない。
「軍事オタクにして経済音痴」といってしまえば失礼だが、経済全般について“岸田路線を継承する”のワンセンテンスのみで、あとはメディアに説明を委ねるというようなスタンスが透けて見える。直近明らかになった内閣支持率は共同通信社の調査で50.7%、日本経済新聞とテレビ東京の調査では51%、どちらも5割前後という数字が示された。ギリギリ50という数字にやや忖度した気配もうかがわれるが、いずれにしても2人に1人が発足したばかりにもかかわらず新内閣を評価しないという結果となった。
石破首相が自民党新総裁に就任した後の発言について、市場関係者からは「解散総選挙についてだけでなく持論を曲げることにこれほど躊躇しないということに、半ば驚きを禁じ得ない」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。「現在、追加利上げの環境にあるとは考えていない」という言葉は、高市早苗前経済安保担当相が総裁選のさなかに述べた「金利を今、上げるのはアホやと思う」という発言とイコールである。加えて首相になった直後の発言として妥当性があったかどうかはいうまでもない。経済政策についてもグランドデザインが皆目不明で、出てきたのは地方創生を支援する交付金の倍増。「とりあえずカネを出すという、ビジョンなきバラ撒きのイメージが拭えない」(ネット証券マーケットアナリスト)という厳しい見方を示す向きも少なくない。
一つの仮説として、石破首相は総裁選で自分が選出されるとは思っていなかった可能性がある。安倍元首相と総裁選を戦った時とは違う。「高市氏に首相になってもらっては困る」という人たちの思惑によって発生したウネリによって押し上げられた。これまでは党内野党として歯に衣着せぬ物言いで存在感を示してきたが、今は立っているフィールドが真逆である。これまで自らが背にしてきた風景を目にして、これからどうしようか思案六法という風情だ。発言がブレまくっているのも、予期していないフィールドに立ってしまったことに対する動揺が反映されていると思われる。
足もと東京市場はインデックス売買主導の無機質な上下動を続けているが、皮肉にも個別では中国関連のETFが軒並み爆騰状態にある。値上がり率上位3傑を独占し、値上がり率トップのMAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信<2530.T>については何と87%高であった。これは仮に高市氏が首相となっていたとしても同じだったとは思うが、何か日本株の先行き不安を暗示するような現象にもみえてくる。
あすのスケジュールでは、前場取引時間中に9月の輸入車販売(日本自動車輸入組合)、9月の車名別新車販売(日本自動車販売協会連合会)、9月の軽自動車販売(全国軽自動車協会連合会)が開示されるほか、午前中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。個別企業では安川電機<6506.T>の3~8月期決算発表が注目される。なお、この日は日本証券業協会が「証券投資の日」と定めている。海外では9月の米雇用統計に対するマーケットの関心が高い。また、ウィリアムズNY連銀総裁が挨拶を行う予定。中国市場は国慶節の祝日に伴い休場となる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/03 17:00
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇82銘柄・下落55銘柄(通常取引終値比)
10月3日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは152銘柄。通常取引の終値比で上昇は82銘柄、下落は55銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は31銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは10銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は175円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の3日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3549> クスリアオキ 3429 +149.0( +4.5%)
2位 <2735> ワッツ 807 +29( +3.7%)
3位 <3205> ダイドー 918 +32( +3.6%)
4位 <2809> キユーピー 3616 +92.0( +2.6%)
5位 <7647> 音通 32.7 +0.7( +2.2%)
6位 <3612> ワールド 1945 +31( +1.6%)
7位 <2493> イーサポート 980 +15( +1.6%)
8位 <4397> チムスピ 398 +6( +1.5%)
9位 <4596> 窪田製薬HD 62.9 +0.9( +1.5%)
10位 <3350> メタプラ 980 +14( +1.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4765> SBIGAM 563.8 -30.2( -5.1%)
2位 <9872> 北恵 900 -43( -4.6%)
3位 <8107> キムラタン 18.4 -0.6( -3.2%)
4位 <3777> 環境フレンド 29.2 -0.8( -2.7%)
5位 <8918> ランド 7.8 -0.2( -2.5%)
6位 <5856> LIEH 31.2 -0.8( -2.5%)
7位 <2134> 北浜CP 20.6 -0.4( -1.9%)
8位 <9978> 文教堂GHD 61 -1( -1.6%)
9位 <6195> ホープ 232.4 -3.6( -1.5%)
10位 <1357> 日経Dインバ 124.5 -1.5( -1.2%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8015> 豊田通商 2710 +21.5( +0.8%)
2位 <6762> TDK 1926 +10.5( +0.5%)
3位 <9107> 川崎汽 2300 +10.0( +0.4%)
4位 <7011> 三菱重 2212 +8.0( +0.4%)
5位 <4506> 住友ファーマ 650 +2( +0.3%)
6位 <4385> メルカリ 2465 +6.0( +0.2%)
7位 <8725> MS&AD 3385 +6.0( +0.2%)
8位 <7203> トヨタ 2605.9 +4.4( +0.2%)
9位 <6501> 日立 3787 +6( +0.2%)
10位 <8411> みずほFG 2922 +3.0( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8308> りそなHD 946.6 -3.2( -0.3%)
2位 <7261> マツダ 1115 -3.5( -0.3%)
3位 <4755> 楽天グループ 915 -2.5( -0.3%)
4位 <9201> JAL 2424 -6.5( -0.3%)
5位 <6857> アドテスト 6850 -15( -0.2%)
6位 <9432> NTT 148.3 -0.2( -0.1%)
7位 <6301> コマツ 4045 -5( -0.1%)
8位 <5020> ENEOS 806 -0.4( -0.0%)
9位 <7453> 良品計画 2674 -1.0( -0.0%)
10位 <6723> ルネサス 2167 -0.5( -0.0%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/10/03 16:03
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