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【↑】日経平均 大引け| 大幅に3日続伸、米株高を追い風に買い優勢 (9月20日)

配信日時:2024/09/20 16:27 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  37714.07 高値  37974.72(11:07) 安値  37654.11(14:46) 大引け 37723.91(前日比 +568.58 、 +1.53% ) 売買高  23億5357万株 (東証プライム概算) 売買代金  5兆9244億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は568円高と3日続伸、一時3万8000円台に迫る  2.前日のNYダウは522ドル高と最高値、米半導体株も上昇  3.日銀は金融政策決定会合で市場の予想通り現状維持を決定  4.レーザーテクや東エレク、アドテスト、ディスコが買われる  5.三菱UFJなど銀行株や村田製など電子部品株が値を上げる ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比522ドル高と3日ぶりに反発した。FRBによる利下げが米景気を支えるとの見方が強まり買いが優勢となった。  東京市場では、日経平均株価は大幅に3日続伸。前日のNYダウが最高値を更新したことを追い風に、日経平均は連日の大幅高となり一時3万8000円に接近した。  前日の米株式市場で、NYダウは3日ぶりに反発し最高値を更新。景気敏感株に加え、半導体株が買われナスダック指数も急反発した。米株高を受け、日経平均も値を上げてスタートし、上昇幅は一時800円を超え3万8000円台に迫る場面があった。日銀は正午前に、金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことを発表した。予想通りの結果だったこともあり、市場の反応は限定的だった。ただ、明日からの3連休を前に引けにかけては持ち高調整の売りで伸び悩んだ。半導体や電子部品、銀行、商社株などが買われた。  個別銘柄ではレーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が高く、アドバンテスト<6857>やソシオネクスト<6526>も買われた。村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>、ニデック<6594>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、東京海上ホールディングス<8766>が堅調。三菱商事<8058>や三井物産<8031>が値を上げ、トヨタ自動車<7203>も上昇した。  半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>が安く、さくらインターネット<3778>やサンリオ<8136>が軟調。SCREENホールディングス<7735>が下落した。三井不動産<8801>やセブン&アイ・ホールディングス<3382>、オリックス<8591>が値を下げた。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、ファナック <6954>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約382円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はNTTデータ <9613>、キッコマン <2801>、セコム <9735>、ZOZO <3092>、トレンド <4704>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約20円。うち10円はNTTデータ1銘柄によるもの。  東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)非鉄金属、(3)電気機器、(4)銀行業、(5)鉱業。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)海運業、(4)倉庫運輸関連。 ■個別材料株 △ヨシムラHD <2884> [東証P]  中国が日本産水産物の輸入再開へと伝わる。 △ホームポジ <2999> [東証S]  ケイアイ不 <3465> との資本・業務提携を発表。 △RSテクノ <3445> [東証P]  中国のモジュールメーカーを子会社化へ。 △パルマ <3461> [東証G]  株主優待の再導入を好感。 △サンバイオ <4592> [東証G]  サイト-ファクトと基本合意契約書を締結。 △雨風太陽 <5616> [東証G]  百戦錬磨の株式を取得して関連会社化。 △エラン <6099> [東証P]  エムスリー <2413> によるTOB価格1040円にサヤ寄せ。 △兼松エンジ <6402> [東証S]  車台入庫が順調で上期業績予想を上方修正。 △レーザーテク <6920> [東証P]、東エレク <8035> [東証P]  米半導体株高受け見直し機運。 △水戸 <8622> [東証P]  中間期末配当金15円に決定で利回り妙味も高まる。 ▼SANKYO <6417> [東証P]  4~9月期減益見通しを嫌気。 ▼誠建設 <8995> [東証S]  名証上場承認発表で東証スタンダード上場維持基準の未達リスク。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エラン <6099>、(2)水戸 <8622>、(3)タツモ <6266>、(4)レゾナック <4004>、(5)ラクスル <4384>、(6)ヨシムラHD <2884>、(7)RSテクノ <3445>、(8)東海カーボン <5301>、(9)コクサイエレ <6525>、(10)丸大食 <2288>。  値下がり率上位10傑は(1)西武HD <9024>、(2)ミガロHD <5535>、(3)三共 <6417>、(4)ACCESS <4813>、(5)gumi <3903>、(6)MSOL <7033>、(7)シナネンHD <8132>、(8)山形銀 <8344>、(9)テイカ <4027>、(10)プロレド <7034>。 【大引け】  日経平均は前日比568.58円(1.53%)高の3万7723.91円。TOPIXは前日比25.48(0.97%)高の2642.35。出来高は概算で23億5357万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1077、値下がり銘柄数は504となった。東証グロース250指数は666.08ポイント(4.02ポイント高)。 [2024年9月20日] 株探ニュース

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