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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利は横ばいの0.850%

配信日時:2024/09/20 11:10 配信元:MINKABU
 20日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅に続落した。前日の米国市場で長期債相場が小幅に下落(金利は小幅に上昇)したことは円債相場を圧迫した。日銀の金融政策決定会合での結果発表を見極めたいとの姿勢は強く、先物は方向感を欠く展開だった。  米国ではダウ工業株30種平均が過去最高値を更新し、リスク選好姿勢が強まった。東京市場でも日経平均株価は大きく値上がりしており、安全資産と位置付けられる国債への資金配分を減らす目的の売りが出た。日銀の金融政策決定会合を巡っては、政策の現状維持がコンセンサスとなっているが、植田和男総裁の記者会見での発言内容を精査したいとのムードが強まっている。  先物12月限は前営業日比1銭安の144円65銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.850%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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