後場の投資戦略

円高加速が嫌気されて36000円割れ

配信日時:2024/09/17 12:22 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35828.54;-753.22TOPIX;2524.74;-46.40


[後場の投資戦略]

 債券市場では、米金利低下を受けて10年債利回りが0.825%まで低下しており金融株の下げ要因となっている。16日時点のシカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ
(CME)が算出するFed Watchツールでは、0.25%利下げ予想が33%、0.50%利下げ予想が67%とダブルスコアまで差が拡大。市場では、FOMCで0.25%の利下げに留まった際、史上最高値圏にある米国株が急落する可能性も指摘されており、日経平均の下押し要因となっているようだ。後場の東京時間も、為替市場を横目に見た神経質な地合いとなろう。為替が1ドル139円台に突入した場合、日経平均一段安の可能性は十分あるので警戒したい。
<AK>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ