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14日の株式相場見通し=続伸か、米株大幅高も米CPI控え不安定な地合い

配信日時:2024/08/14 07:59 配信元:MINKABU
 14日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも強気優勢の地合いで、日経平均株価は上値指向を継続しそうだ。足もとでは世界的にリスク選好の流れとなっている。前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて堅調、独DAXは6日続伸と戻り足を強めている。また、米国株市場ではFRBによる利下げ期待を背景にNYダウが400ドルあまりの上昇をみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も400ポイント強水準を切り上げ、上昇率は2.4%に達した。この日に発表された7月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%上昇と伸びが鈍化し、事前の市場コンセンサスを下回った。これがFRBの9月利下げ開始に対する思惑を後押しする形となり、投資家心理を強気に傾けている。米10年債利回りの低下を受けて大手IT株への買いを誘導、半導体関連もエヌビディア<NVDA>が6.5%高と値を飛ばし、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4%高と急伸をみせるなど強調展開が際立った。これを受けて東京市場も主要株価指数の上値追い基調が維持されそうだが、日経平均は前日に1200円を超える急騰をみせており、目先はスピード警戒感からの利益確定売りが上値を押さえるケースも考えられる。日本時間今晩に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、思惑が錯綜し上下に荒い値動きとなることも予想される。  13日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比408ドル63セント高の3万9765ドル64セントと反発。ナスダック総合株価指数は同406.999ポイント高の1万7187.608だった。  日程面では、きょうは7月の英消費者物価指数(CPI)、4~6月期のユーロ圏実質域内総生産(GDP)改定値、6月のユーロ圏鉱工業生産、7月の米CPIなど。 出所:MINKABU PRESS

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