８日の米株式市場の概況、ＮＹダウ雇用指標でリスク許容度改善

　８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比６８３．０４ドル高の３万９４４６．４９ドルと大幅反発した。米労働省が発表した週間新規失業保険申請件数は、前週の改定値比で減少し、市場予想を下回った。これを受け米国景気は底堅いとの見方が広がり、投資家のリスク許容度が改善。ＮＹダウの上げ幅は一時７４０ドルを超えた。 　キャタピラー＜CAT＞やボーイング＜BA＞、ゴールドマン・サックス・グループ＜GS＞が堅調推移。イーライ・リリー＜LLY＞やパランティア・テクノロジーズ＜PLTR＞、ヘインズブランズ＜HBI＞が大きく水準を切り上げ、アンダー・アーマー＜UAA＞やクラビヨ＜KVYO＞が大幅高となった。半面、マケッソン＜MCK＞とダッチ・ブロス＜BROS＞が急落した。 　ナスダック総合株価指数は４６４．２１５ポイント高の１万６６６０．０２１と大幅反発した。エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ＜AMD＞が急伸。メタ・プラットフォームズ＜META＞やテスラ＜TSLA＞が高く、アップル＜AAPL＞やマイクロソフト＜MSFT＞、アルファベット＜GOOG＞がしっかり。アップロビン＜APP＞が上値指向を強めた。一方、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー＜WBD＞が大幅安。バンブル＜BMBL＞とソーラーエッジ・テクノロジーズ＜SEDG＞が下値を探る展開となった。 出所：MINKABU PRESS

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