５日の米株式市場の概況、リスク回避姿勢続きＮＹダウ１０３３ドル安

　５日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比１０３３．９９ドル安の３万８７０３．２７ドルと大幅に３日続落した。米国景気後退への警戒感が高まるなかでリスク回避ムードが続き、ＮＹダウは一時１２００ドルを超す下落となった。７月の米ＩＳＭ非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことは過度な悲観を和らげる方向に作用し、全体相場を下支えした。 　ナイキ＜NKE＞やビザ＜V＞、ユナイテッドヘルス・グループ＜UNH＞が売られ、マクドナルド＜MCD＞やシェブロン＜CVX＞が軟調に推移した。一方、タイソンフーズ＜TSN＞がしっかり。ケラノバ＜K＞が大幅高となった。 　ナスダック総合株価指数は５７６．０８２ポイント安の１万６２００．０８２と大幅に３日続落。朝安後は下げ幅を縮める展開だった。エヌビディア＜NVDA＞が大幅安。アップル＜AAPL＞やマイクロソフト＜MSFT＞、アルファベット＜GOOG＞、テスラ＜TSLA＞が売られ、モデルナ＜MRNA＞やバーテックス・ファーマシューティカルズ＜VRTX＞が下値を模索。コインベース・グローバル＜COIN＞が急落した。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ＜AMD＞は上伸した。 出所：MINKABU PRESS

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