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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時157円70銭台まで上伸

配信日時:2024/05/30 07:56 配信元:MINKABU
 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円64銭前後と前日に比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=170円28銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に発表された5月のドイツ消費者物価指数(CPI)速報値で前月比の伸び率が市場予想を下回ったことを受け、ユーロ売り・ドル買いが進むとともに対円でもドルが買われた。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期が遅れるとの見方などを背景に、米長期金利が上昇すると日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時157円71銭まで上伸した。なお、FRBが公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、4月初旬から5月中旬にかけて経済活動が拡大を続けたとの認識を示し、今後数カ月でモノのインフレが再加速する可能性があることを示唆した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0801ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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