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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利1.025%で推移
配信日時:2024/05/27 15:51
配信元:MINKABU
27日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。前週末の米債券高を手掛かりとした買いは朝方で一巡し、日銀による追加の金融政策修正思惑がくすぶるなか徐々に売りが優勢となった。
債券先物は寄り付き直後に一時143円66銭まで上伸する場面があった。ミシガン大学が24日発表した5月の消費者態度指数(確報値)で、1年後の予想インフレ率が速報値から下方修正されたことから過度なインフレ懸念が後退し、同日の米長期債相場が3日ぶりに反発(金利は低下)したことが国内債の支援材料となった。ただ、きょうは米国がメモリアルデーの祝日となることから模様眺めムードが広がりやすかったほか、日銀が追加利上げや国債買い入れの減額といった政策正常化を早めるとの懸念が根強いことから買いは続かず。日銀金融研究所が主催する国際コンファランスで、内田真一副総裁が「過去25年間の金融政策運営におけるデフレとゼロ金利政策との闘いの終焉(しゅうえん)が視野に入った」などと述べたことが伝えられると、日銀の政策修正が一段と意識され午後には143円44銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋る動きとなったが、あす28日に財務省が実施する10年物のグリーントランスフォーメーション(GX)経済移行債(クライメート・トランジション国債)入札に対する警戒感から戻りは鈍かった。
先物6月限の終値は、前週末比7銭安の143円52銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.020%上昇の1.025%と2012年4月以来およそ12年ぶりとなる水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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