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米外為市場サマリー:米インフレ懸念が和らぎ一時156円80銭台まで軟化

配信日時:2024/05/27 07:55 配信元:MINKABU
 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円99銭前後と前日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=170円23銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した4月の耐久財受注が市場予想に反して増加したことを受け、ドル円相場は157円12銭まで強含む場面があった。ただ、3月分が下方修正されたことからドル買いは続かず。その後にミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数(確報値)で、1年後の予想インフレ率が速報値から下方修正されると過度なインフレ懸念が和らぎ一時156円82銭まで軟化した。ドルは売り一巡後に下げ渋る動きとなったが、27日のメモリアルデーの祝日を含む3連休を前に戻りは限定的だった。一方、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総裁が「想定されている6月の初回利下げ後に追加利下げをする場合、恐らく9月まで待つ必要がある」との見解を示し、ECBの利下げペースが想定よりも緩やかになるとの見方が広がるなか、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0847ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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