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米外為市場サマリー:FOMC議事要旨を受け156円80銭台に上伸

配信日時:2024/05/23 08:00 配信元:MINKABU
 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円80銭前後と前日に比べて60銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=169円71銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安だった。  欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が21日に放送されたインタビューで、6月に利下げがあり得ることを示唆したことからユーロ売り・ドル買いが優勢となり、つれて対円でもドル買いが先行した。その後、米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日~5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、参加者が根強いインフレ圧力を背景に現在の政策金利を長く維持する可能性を議論していたことが分かるとドル買いが一段と活発化。FRBによる利下げ観測が後退するなか、ドル円相場は一時156円84銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0823ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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