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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時155円80銭台に軟化

配信日時:2024/05/22 08:00 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円17銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=169円51銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が21日の講演で「物価データの軟化が今後3~5カ月間続けば、金融当局は年末の利下げ実施も検討できるだろう」などと述べたことを受け、米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を背景としたドル売り・円買いが流入した。この日の東京市場で一時156円台半ばまで上伸したあと伸び悩んだことで上値の重さも意識され、ドル円相場は155円80銭台に軟化する場面があった。その後はドルに押し目買いが入ったものの、22日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日〜5月1日開催分)を見極めたい市場参加者が多く戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0854ドル前後と前日に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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