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米外為市場サマリー:一時155円25銭まで軟化したあと切り返す

配信日時:2024/05/20 08:00 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円65銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=169円17銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安だった。  ドル円相場は日本時間夕方に一時155円98銭まで上伸したものの、その後は日本政府・日銀による介入警戒感からドル買い・円売りの動きが一服した。コンファレンス・ボード(CB)が発表した4月の米景気先行指数が前月比で0.6%低下と市場予想(0.3%低下)を下回ったことが分かると、ニューヨーク市場では155円25銭まで下押す場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が「当面はインフレの高止まりが続くと見込んでいる」「インフレ抑制における進展が停滞、ないし反転すれば、追加利上げに踏み切る用意がある」などと述べたことをきっかけにドルは切り返した。一方、ドイツやフランスの長期金利が上昇したことなどを手掛かりに、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0869ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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