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ゼネテック---24年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、全てのセグメントの売上高・利益が伸長
配信日時:2024/05/16 15:46
配信元:FISCO
*15:46JST ゼネテック---24年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、全てのセグメントの売上高・利益が伸長
ゼネテック<4492>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比21.9%増の71.47億円、営業利益は同494.5%増の6.29億円、経常利益は同468.9%増の6.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4.14億円(前期は0.23億円の利益)となった。
システムソリューション事業の売上高は前年同期比18.2%増の44.96億円、セグメント利益は同39.7%増の9.74億円となった。デジタル情報家電分野および自動車分野のソフトウェア開発の受注が堅調だった。半導体製造装置向けのハードウェア開発については上期に納期遅延が発生したが、結果として期初計画を上回る売上実績となった。また、収益性については、利益率の向上を同事業の課題として掲げ、請負取引における見積精度の向上と工数管理の徹底、派遣・準委任取引における人月単価の適正化などの施策に取り組んだ結果、セグメント利益率も顕著に向上した。
エンジニアリングソリューション事業の売上高は同32.2%増の21.97億円、セグメント利益は同9.0%増の4.35億円となった。主力の「Mastercam」は輸入商材であるため、為替動向の影響を受けて利益率は下押し気味であったが、売価への転嫁や為替影響を受けないカスタマイズ等の開発業務を積極的に取り組んだ結果、ほぼ前期並みの売上高および利益を確保した。「FlexSim」については、自動車、電機、電子部品などの大企業から強い引き合いを受けて、大きく売上を伸ばし増益に貢献した。しかし、今後の成長事業と位置付けているPLM事業が体制整備の段階にあり、コストが先行しているため、同セグメント全体では増収幅ほど利益は伸びなかった。
GPS事業の売上高は同17.8%増の4.78億円、セグメント利益は同11.1%増の0.85億円となった。「ココダヨ」サービス全体のインストール数は2024年3月において累計126万を突破するなど順調に利用ユーザーが増える結果となった。またNTTドコモが提供するスマートフォンアプリ使い放題サービス「スゴ得コンテンツ」向けサービスの単価アップなどの要因もあり、増収増益となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、コスト先行のため上期は売上高40.00億円、営業利益は2.10億円の予想だが、下期は回収フェーズに入り売上高45.00億円、営業利益は5.40億円の予想を出しており、通期では売上高が前期比18.9%増の85.00億円、営業利益が同19.2%増の7.50億円、経常利益が同14.9%増の7.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の4.26億円を見込んでいる。
<AS>
システムソリューション事業の売上高は前年同期比18.2%増の44.96億円、セグメント利益は同39.7%増の9.74億円となった。デジタル情報家電分野および自動車分野のソフトウェア開発の受注が堅調だった。半導体製造装置向けのハードウェア開発については上期に納期遅延が発生したが、結果として期初計画を上回る売上実績となった。また、収益性については、利益率の向上を同事業の課題として掲げ、請負取引における見積精度の向上と工数管理の徹底、派遣・準委任取引における人月単価の適正化などの施策に取り組んだ結果、セグメント利益率も顕著に向上した。
エンジニアリングソリューション事業の売上高は同32.2%増の21.97億円、セグメント利益は同9.0%増の4.35億円となった。主力の「Mastercam」は輸入商材であるため、為替動向の影響を受けて利益率は下押し気味であったが、売価への転嫁や為替影響を受けないカスタマイズ等の開発業務を積極的に取り組んだ結果、ほぼ前期並みの売上高および利益を確保した。「FlexSim」については、自動車、電機、電子部品などの大企業から強い引き合いを受けて、大きく売上を伸ばし増益に貢献した。しかし、今後の成長事業と位置付けているPLM事業が体制整備の段階にあり、コストが先行しているため、同セグメント全体では増収幅ほど利益は伸びなかった。
GPS事業の売上高は同17.8%増の4.78億円、セグメント利益は同11.1%増の0.85億円となった。「ココダヨ」サービス全体のインストール数は2024年3月において累計126万を突破するなど順調に利用ユーザーが増える結果となった。またNTTドコモが提供するスマートフォンアプリ使い放題サービス「スゴ得コンテンツ」向けサービスの単価アップなどの要因もあり、増収増益となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、コスト先行のため上期は売上高40.00億円、営業利益は2.10億円の予想だが、下期は回収フェーズに入り売上高45.00億円、営業利益は5.40億円の予想を出しており、通期では売上高が前期比18.9%増の85.00億円、営業利益が同19.2%増の7.50億円、経常利益が同14.9%増の7.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の4.26億円を見込んでいる。
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