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米外為市場サマリー:FRB高官のタカ派発言を受け一時154円70銭台に上伸

配信日時:2024/05/08 08:04 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円69銭前後と前日に比べて80銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=166円37銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。  日銀の植田和男総裁が岸田文雄首相と意見交換のために官邸入りしたとの報道をきっかけに、日本時間夕方にはドル円相場が153円98銭まで軟化する場面があったものの、その後はドルの買い戻しが流入。日米の金利差は当面開いた状態が続くとの見方は根強く、海外市場ではドル買い・円売りが優勢だった。この日に米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「インフレが当局目標への道筋を進んでいるとの確信が得られるまで、金利を現行水準に長期間維持する方針」との見解を示したこともドルの買い手掛かりとなり、ニューヨーク市場では一時154円75銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0755ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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