注目トピックス 市況・概況
NY金:伸び悩み、2330ドル付近で利食い売りが強まる
配信日時:2024/05/04 07:40
配信元:FISCO
*07:40JST NY金:伸び悩み、2330ドル付近で利食い売りが強まる
COMEX金6月限終値:2308.60 ↓1.00
3日のNY金先物6月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-1.00ドル(-0.04%)の2308.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2285.20-2330.70ドル。米国市場の前半にかけて2330.70ドルまで買われたが、利食い売りが強まり、まもなく2285.20ドルまで反落。ただ、その後は下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では2310ドルを挟んだ水準で推移。
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3日のNY金先物6月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-1.00ドル(-0.04%)の2308.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2285.20-2330.70ドル。米国市場の前半にかけて2330.70ドルまで買われたが、利食い売りが強まり、まもなく2285.20ドルまで反落。ただ、その後は下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では2310ドルを挟んだ水準で推移。
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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、170円台で利食い売りが増える可能性
*13:21JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、170円台で利食い売りが増える可能性
■強含み、ECBによる連続利下げ観測後退でユーロ買い強まる今週のユーロ・ドルは強含み。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げを想定したユーロ売りが観測されたが、6月と7月に利下げを行う必要はないとの見方が広がり、リスク回避的なユーロ売りは縮小。米国の9月利下げの可能性は残されていることも意識され、週後半のユーロ・ドルは主に1.08ドル台で推移した。取引レンジ:1.0766ドル-1.0895ドル。「もみ合いか、ECBの6月利下げを織り込みユーロ売り後退も来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)の6月利下げはすでに織り込み済みで、リスク回避的なユーロ売りは縮小。ユーロ圏の景況感や製造業、サービス業のPMIが改善すれば、景気回復を期待したユーロ買いが入りやすい。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を当面据え置く方針とみられ、リスク選好的なユーロ買い・ドル売りが一段と強まる可能性は低いとみられる。予想レンジ:1.0720ドル-1.1000■強含み、リスク回避のユーロ売りは縮小今週のユーロ・円は強含み。リスク回避的な米ドル売り・円買いが一時拡大し、この影響でユーロ・円は169円台前半から167円台前半まで下げる場面があった。しかしながら、日米金利差を意識したドル買い・円売りが再び強まり、この局面でユーロ売り・米ドル買いは縮小したことから、ユーロ・円は週末前に169円台前半まで値を戻す展開となった。取引レンジ:167円33銭-169円40銭。■伸び悩みか、170円台で利食い売りが増える可能性来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げはすでに織り込まれ、ユーロ売りは後退。また、域内の景況感や製造業とサービス業のPMIが堅調なら回復を見込んだユーロ買いが入りやすい。日欧金利差もユーロ高・円安の要因に。ただ、日本の為替介入への警戒感は根強く、170円台では利食い目的のユーロ売りも出やすい。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・23日:5月製造業PMI(4月:45.7)・23日:5月サービス業PMI(4月:53.3)予想レンジ:167円00銭-171円00銭
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2024/05/18 13:21
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:下げ渋りか、5月理事会議事要旨に注目
*13:20JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、5月理事会議事要旨に注目
■堅調推移、為替介入警戒感後退で円売り強まる今週の豪ドル・円は堅調推移。イエレン米財務長官の為替介入に慎重な発言を受けて円売りが先行した。米利下げ観測の再燃で円買い戻しが広がったが、豪ドル買い・米ドル売りが活発となり、この影響で豪ドル・円は底堅い動きを保った。取引レンジ:102円61銭-104円30銭。■下げ渋りか、5月理事会議事要旨に注目来週の豪ドル・円は下げ渋りか。4月失業率は予想以上に上昇し、豪準備銀行(中央銀行)による年内利下げ観測が再浮上している。ただ、5月21日に公表される豪準備銀行5月理事会議事要旨でインフレに対する警戒姿勢が強く示されていた場合は、年内利下げ観測は後退し、豪ドル買いが強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・21日:豪準備銀行5月理事会議事要旨予想レンジ:103円00銭-105円00銭
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2024/05/18 13:20
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:下げ渋りか、早期利下げの可能性は一段と低下
*13:19JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、早期利下げの可能性は一段と低下
■上昇、日本の為替介入に対する警戒感は低下今週のポンド・円は上昇。日本政府・日本銀行による円買い介入に対する警戒感は低下したこと、英中央銀行による早期利下げ観測は後退し、ポンド買い・米ドル売りが拡大した。リスク回避の米ドル売り・円買いはやや縮小したことも影響し、ポンド・円は週末前に197円台後半まで買われる展開となった。取引レンジ:194円76銭-197円86銭。■下げ渋りか、早期利下げの可能性は一段と低下来週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行による利下げ時期は不透明でポンド売りは限定的となりそうだ。5月22日発表の英インフレ指標が注目され、市場予想と一致、または上回った場合、ポンド買いが優勢となりそうだ。日英金利差もポンド・円相場に対する支援材料に。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・22日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比++4.2%)・23日:5月製造業PMI(4月:49.1)・23日:5月サービス業PMI(4月:55.0)予想レンジ:195円00銭-200円00銭
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2024/05/18 13:19
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為替週間見通し:底堅い値動きか、米金利据え置きを意識してドル買い継続も
*13:13JST 為替週間見通し:底堅い値動きか、米金利据え置きを意識してドル買い継続も
【今週の概況】■日米金利差維持の思惑でドルは下げ渋る今週のドル・円は下げ渋った。5月14日発表の4月米生産者物価コア指数は前年比+2.4%で上昇率は3月実績を上回ったことから、リスク選好的なドル買い・円売りが活発となり、一時156円台後半までドル高円安が進行した。しかしながら、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「次の行動が利上げになる可能性は高くないと思う」と述べたことから、リスク回避的なドル売りが強まり、ドル・円は156円台前半まで反落。15日発表の4月米消費者物価コア指数(CPI)は市場予想と一致したが、上昇率は3月実績を下回ったことから、9月利下げ観測が再浮上し、リスク回避的なドル売りが広がった。ドル・円は16日の東京市場で153円60銭まで下落したが、米長期金利の反転を受けてドル売り・円買いは縮小し、ドル・円は156円手前まで戻した。17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円75銭から155円25銭の範囲内で推移した。ボウマンFRB理事がインフレ動向次第で利上げを支持する考えを再度表明したため、リスク回避のドル売りは縮小。ドル・円は155円68銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:153円60銭-156円74銭。【来週の見通し】■底堅い値動きか、米金利据え置きを意識してドル買い継続も来週のドル・円は底堅い値動きか。直近発表の米国の生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)はおおむね高止まりを示しており、米連邦準備制度理事会(FRB)は現行の政策金利を当面維持することが見込まれている。今後発表される経済指標が良好な内容であれば、リスク選好的なドル買い・円売りが続くと予想される。FRBは5月22日に直近の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表する。早期利下げに否定的な意見が多くみられた場合、米金利高・ドル高を後押しする手がかりになる。一方、イエレン米財務長官による日本の為替介入を念頭に置いた発言が、引き続き材料視されそうだ。4月末から5月上旬にかけての円急伸について、日本の為替介入だとすれば「まれであるべき」と指摘。市場参加者の間では1ドル=157円を超えた場合、為替介入が再び行われる可能性があるとの見方が出ているが、イエレン財務長官の見解は日本の為替介入をけん制したとの声が聞かれている。また、日本の4月消費者物価指数(CPI)コア指数が前年比+2.0%を下回った場合、金融正常化への思惑は後退。日米金利差が再度意識され、ドル・円は底堅い値動きを維持する展開もあり得る。【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(22日公表予定)FRBは4月30日-5月1日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を5月22日に公表する。早期利下げについて否定的な意見が多く含まれていた場合、米金利高・ドル高を後押ししそうだ。【日・4月全国消費者物価コア指数(CPI)】(24日発表予定)5月24日発表の全国消費者物価指数(CPI)は伸びの鈍化が注目される。東京都区部と同様に低下した場合には、日銀の金融正常化期待は後退し、円売り優勢となりそうだ。ドル・円の予想レンジ:153.50円-158.00円
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2024/05/18 13:13
注目トピックス 市況・概況
国内株式市場見通し:日経平均の方向性は米エヌビディアの決算次第
*13:12JST 国内株式市場見通し:日経平均の方向性は米エヌビディアの決算次第
■決算発表銘柄に関心が集中今週の日経平均は週間で558.27円高(+1.46%)の38787.38円と上昇。企業決算がピークを迎え個別株物色が強まるなか、注目された4月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下振れたことで、年内2回の利下げ観測が強まり米10年債利回りは低下。金利低下を材料に米国株は買われ、NYダウ、ナスダック、S&P500の主要3指数がそろって史上最高値を更新したことで、日経平均もつられる格好となった。ソニーグループ<6758>、大林組<1802>、ENEOSHD<5020>、ニトリHD<9843>など決算銘柄を中心に売買が広がったことから、プライム市場の売買代金は14日以降、5兆円台が続いたが、決算発表が一巡したことから週末は4兆円台に留まった。なお、5月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を2701億円買い越したほか、TOPIX先物を1194億円売り越し、225先物は2300億円売り越したことから、合計793億円の売り越しとなった。一方、個人投資家は現物を528億円売り越すなど合計で2090億円売り越し。なお、自己は現物を2522億円売り越した。■エヌビディア株は既に史上最高値水準に接近今週末の米国株は高安まちまち。NYダウは前日比134.21ドル高(+0.34%)の40003.59ドルと終値ベースで初めて40000ドルに到達。ナスダックは12.35ポイント安(-0.07%)の16685.96ドル、S&P500は6.17ポイント高(+0.12%)の5303.27。なお、大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値50円安の38690円で取引を終えた。日経平均は、下向きの25日移動平均線(38370円)を上回った後、75日移動平均線が位置する38602円水準でもみ合っている。4月19日につけた取引時間中の足元の安値36733.06円を起点にじりじりとした反発が継続。日足の一目均衡表の雲下限である38387円水準がサポートラインとして意識されているが、この水準を割り込むと一気に38000円を割り込む可能性はある。一方、TOPIXは、4月末以降、25日移動平均線より上をなんとか維持しており、日足の一目均衡表では雲上限でもみ合っている。日経平均は値がさ半導体株の東京エレクトロン<8035>が方向感を失っている分、相対的にTOPIXより弱い。5月22日予定(日本時間は23日未明)の米半導体株エヌビディアの決算を確認するまで、東京エレクトロンなど半導体株の方向感は出ないだろう。なお、決算に対する期待感が高まっていることから、エヌビディアは既に史上最高値水準に接近している。決算発表後もエヌビディアが上昇するためには、よほどのサプライズが必要な状況と言えよう。エヌビディアの決算のハードルが高まっていることは警戒しておきたいところだ。■日銀が国債買入を減額今週は債券市場で動きが見られた。5月13日、日本銀行は公開市場操作において、残存期間「5年超10年以下」の買入予定額を4250億円とし、前回4月24日の4750億円から500億円減額した。買入予定額の減額は3月にマイナス金利政策を解除してから初めてとなる。減額方針の発表を受けて、国債市場では長期金利の指標となる新発10年債の利回りは上昇し、14日は一時0.965%と昨年11月の0.970%以来の水準まで上昇した。15日の米CPI下振れも加わり、「日米金利差が縮小する」といった見方が強まったことから、為替は1ドル=153円台に入る場面も見られた。週末の17日は減額しなかったことで、本格的な買入減額への思惑は後退。10年債利回りの上昇は一服したことで、日米金利差を意識した円安ドル高が進み、為替は1ドル=155円台後半で推移した。9日に公表された4月25-26日に開催された日銀金融政策決定会合の主な意見において、「国債買入の減額も市場動向や国債需給をみながら機を捉えて進めていくことが大切」といった声があったことで、今回、日銀は減額に踏み切ったと思われる。為替の円安傾向が必ずしも日本株の追い風になる地合いではなくなったが、今後、緩やかに円高ドル安が進むとなれば、輸出関連銘柄の重しとなるのはほぼ間違いないだろう。■欧米でPMIの発表が相次ぐ来週は、国内では、20日に3月第3次産業活動指数、22日に3月機械受注、24日に4月消費者物価指数などが予定されている。海外では、20日に中・1年物/5年物ローンプライムレート(LPR)、22日にNZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、英・4月CPI、小売物価指数(RPI)、生産者物価指数(PPI)、米・4月中古住宅販売件数、週次原油在庫、5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、23日に仏・5月製造業/サービス業購買担当者景気指数PMI(速報値)、独・5月製造業/サービス業PMI(速報値)、欧・5月ユーロ圏製造業/サービス業PMI(速報値)、英・5月製造業/サービス業PMI(速報値)、トルコ・中央銀行が政策金利発表、米・週次新規失業保険申請件数、米・5月製造業/サービス業PMI(速報値)、4月新築住宅販売件数、24日に英・4月小売売上高、独・1-3月期実質国内総生産(GDP、改定値)、米・4月耐久財受注(速報値)、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)などが予定されている。
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2024/05/18 13:12
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:主力処も弱いことから、反発のきっかけ待ちの状況が続くか
*13:11JST 新興市場見通し:主力処も弱いことから、反発のきっかけ待ちの状況が続くか
■グロース市場指数、グロース市場250指数ともに年初来安値を更新今週の新興市場は反落。同時期の騰落率は、日経平均が+1.46%だったのに対して、グロース市場指数は-2.58%、グロース市場250指数は-2.65%と新興市場の弱さが目立った。新興市場の決算発表も増加したことで、プライム市場同様、決算発表銘柄中心の地合いとなったが、JTOWER<4485>、トライト<9164>などグロース市場Core指数構成銘柄など主力処の決算がさえなかったことが影響して、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに年初来安値を更新。売買代金は約一カ月ぶりに1000億円を超えたが、両指数は下向きの動きを強めた。時価総額上位銘柄では、決算を発表したジーエヌアイグループ<2160>が週末10%超の下落となったほか、同じく決算を発表したカバー<5253>は発表直後こそ大きく買われたが、買い一巡後は売りに押された。一方、決算が材料視されてアドベンチャー<6030>は買い優勢となったほか、シーユーシー<9158>も堅調推移。このほか、アニメ番組「魔法使いの約束」のTV放送が25年1月に決定したと発表したcoly<4175>が急騰したほか、株主優待制度新設が材料視されてトラストHD<3286>も大幅高となった。一方、5月2日以降、売りが続いていたソラコム<147A>は、10日の決算発表後も下げ止まらず、週末に小幅反発するまで9日続落ときつい下げとなった。■年初来安値圏からの反発を試したいところ来週の新興市場は、年初来安値圏からの反発を試したいところだが、反発のきっかけが見当たらない状況だ。今週の主力処の決算発表では、売りの反応が目立つなど投資家心理の改善は見られない。今週決算を発表したジーエヌアイグループ、カバー、トライトなどは、プライムへの区分変更申請準備を行っていると同時に発表した。本来、プライム市場に区分変更となれば、パッシブ運用の対象となるなど需給面でポジティブな材料となりそうだが、投資家の反応は限定的。週末のジーエヌアイグループが買い一巡後に下げ幅を拡大し年初来安値を更新した動きを見ると、「来週は反発を試す」といったポジティブな発想は浮かびにくい。グロース市場指数、グロース市場250指数ともに4月に年初来安値を割り込み、25日移動平均線から下方乖離しており下へのバイアスが強まりそうな状況にある。ジーエヌアイグループ、トライトなどが底入れの動きを示せば投資家心理は好転しそうだが、厳しい状況か。一方、新興市場が活性化するきっかけの一つとして、東京証券取引所が進める「企業統治強化」が挙げられる。3月22日に開催された「市場区分の見直しに関するフォローアップ」のなかで「グロース市場の上場基準に係る検討」が議論された。当会議は不定期で行われていることから、いつどのような発表が実施されるか不明確だが、東証のグロース市場に対する「企業統治強化」の案は、どこかで発表されるだろう。東証による具体案が出ないことには投資家はグロース市場に関心を示さない。つまり、今しばらく新興市場は「待ち」の状況が続くと考える。
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2024/05/18 13:11
注目トピックス 市況・概況
米国株式市場見通し:22日のエヌビディア決算に関心が集中
*13:10JST 米国株式市場見通し:22日のエヌビディア決算に関心が集中
来週の米国株は、引き続きソフトランディング期待を背景とした買い優勢の地合いとなりそうだが、22日に発表されるエヌビディア株の決算内容と株価動向に振られる公算が大きい。経済指標は、住宅関連指標のほか、5月購買担当者景気指数(PMI)、5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事録あたりとやや小粒なため、市場の関心はエヌビディア一択となっている。米政府による中国向け半導体関連の輸出規制強化という逆風のなか、どのような見通しを出すか注目だ。ちょうど1年前の5月下旬、2023年2-4月期決算発表時の5-7月期売上高見通しを前年同期比64%増の110億ドルとしたことでエヌビディアの株価は急騰した。そして、今年2月には市場予想を上回る決算を発表したことから、東京市場でも半導体株が総じて上昇し、日経平均株価は史上最高値を更新した。多くの銘柄に影響を与えるため、世界で最も注目される企業決算と言えよう。2024年2-4月期決算は、売上高が1年前の3.4倍の245.7億ドル、1株当たりの利益(EPS)は同5.1倍の5.57ドル前後が市場では見込まれている。エヌビディアは5月17日に反落したが、924.79ドルと終値ベースの史上最高値950.02ドル(24年3月25日)に迫っている。4月、TSMCが示した2024年の半導体市場の見通しが1月比で下方修正されたことが影響し、4月19日に終値ベースで762ドルまで下落したが、その後は、米長期金利低下や、決算への市場の期待感などを背景に史上最高値水準まで値を戻している。5月22日の決算発表時(日本時間は23日の午前5時20分、会社説明会は午前6時)は、時間外取引で乱高下するのは必至だ。そして、ナスダックだけではなく、その日の日本株や台湾株など多くの銘柄、株価指数に影響を与えることとなろう。経済指標では、22日に4月中古住宅販売件数、週次原油在庫、5月FOMC議事録、23日に週次新規失業保険申請件数、米・5月PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、4月新築住宅販売件数、24日に4月耐久財受注(速報値)、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)などが予定されている。主要企業決算は、20日ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、22日にエヌビディア、スノーフレイク、ユニバーサル、23日にベスト・バイ、ダラー・ツリー、ラルフローレン、ギャップなどが予定されている。
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2024/05/18 13:10
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:銘柄選びは基本の業績重視でいくべし!直近で動いてきた株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:銘柄選びは基本の業績重視でいくべし!直近で動いてきた株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月13日14時に執筆4月の米雇用統計での景気悪化を受けて年内利下げ期待が高まっております。「今回こそ期待が確信に変わるのか…」なんて、これまで幾度もFRBに振り回されている相場なのですから、慎重に見据えないといけませんな。ただ、もしそうともなれば、日経平均はすぐに4万円に戻す程のインパクトはありそうです。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。5月の決算が一通り出揃って、国内の株式市場が再び強気に戻ろうという気概を感じますな。やはり決算発表が好業績の銘柄はしっかりと物色されていると言えるのではないでしょうか。調整を経て再び日本株が強気転換する条件が整ってきました。株式市場を左右する一番の要因と言える米金利に関しては、パウエル議長はFOMCにて「予想外に労働市場が弱まった場合、対応(利下げ)の用意がある」と発言しているように年内には利下げが実施されるとの期待が高まっております。次のFOMCは6月11日・12日に開催ですので、その前の雇用統計には投資家は敏感に反応するはずです。6月の雇用統計が市場予想を下回った場合、利下げのタイミングに備えて強気転換へ向かう地ならしが始まると予想されます。日本の景気も気になるところですが、日銀や岸田政権の動きは投資家からは今のところ関心が低いように感じますねぇ。日銀の植田総裁は、かねてより利上げへ向かうように手はずを整えている事は認識しておきたいところです。さて、外部環境や政策変更のタイミングはイチ投資家ごときが操る事はできませんが、企業の業績を参考に未来の株価予想を立てるのは可能です。決算シーズンを通過して基本に立ち返って好業績の銘柄を改めて注視していきたいもんですな。例えば音響機器関連事業で知られるノーリツ鋼機<7744>は5月10日の上方修正の決算が好感されて急騰していましたね。チャートは保ち合いから上放れてきている事に加え、PBRにも割安感がある事から見ています。また、同日の最高益更新&増配の決算で急騰していたヨネックス<7906>は、「世界のYONEX」としても海外投資家から人気が出そうなので注目中です。その前の4月22日に上方修正を発表したFinatext HD<4419>は、75日線付近から反発を確認しております。保険・証券向けにクラウドシステムを提供する同社は、インフレの思惑から物色される可能性もありそうですな。PBR1倍割れで思惑のある日本鋳鉄管<5612>は、4月26日の決算発表もしっかり好業績で着地しました。チャート(日足)もじわじわと上昇トレンドを形成しておりますな。高配当・好業績のまま年初来高値をどこまで更新できるのか監視を強めていきたいです。アルミ総合メーカーのUACJ<5741>も上昇トレンドで直近で年初来高値を更新しました。銅相場の上昇を受けて、他の非鉄金属への思惑買いが流入している模様。業績も堅調で、5月13日の決算発表後も上昇トレンドをキープできるか監視中です。包装機器大手の東京自働機械製作所<6360>は、4月26日の上方修正が好感されて急動意しました。生産性の改善で利益が伸長したとの事。昨年7月に付けた高値3420円を上回った後、高値圏を維持できるか注視したいです。PER・PBRが割安水準である点も、思惑買いが入る可能性があるか。最後は中古車オートクレジットや自動車修理保証事業を展開するプレミアグループ<7199>です。25年3月期は過去最高益となる見通しで、チャート(日足)も年初来高値を更新しました。中古車市場の好調は、今年も続くのか注視しております。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/05/18 10:00
注目トピックス 市況・概況
17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援
*08:00JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援
■NY株式:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援米国株式市場はまちまち。ダウ平均は134.21ドル高の40,003.59ドル、ナスダックは12.35ポイント安の16,685.97で取引を終了した。ソフトランディング期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。ペースは遅いながら、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方が根強く、さらに、中国が不動産市場の支援に向け大規模な財政措置を発表したことなどが住宅セクターを支え、ダウは終日底堅く推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、終値で史上最高値の4万ドル台に到達した。一方、ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり軟調でまちまちで終了。セクター別では、エネルギーが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。ソーシャル・ネットワークプラットフォームを提供するレディット(RDDT)はAI(人工知能)開発会社のオープンAIとの提携発表が好感され、上昇。株式・暗号資産取引アプリのロビンフッドマーケッツ(HOOD)はミーム株取引のブーム再燃で今まで同社に対し弱気だったアナリストが同社の投資判断を2段階引き上げ、上昇した。航空会社のユナイテッド(UAL)やレスランを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)もアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇。ゲーム販売のゲームストップ(GME)は、第1四半期暫定決算の減収や株式売却計画を発表し、下落。ミーム株として取引きされている映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)も連れて売られた。投資家の心理的恐怖心を示すVIX指数は11.91まで下落し年初来で最低となった。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ECBや英中銀の積極的な利下げ観測後退で欧州通貨高17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円75銭から155円25銭まで下落し、155円68銭で引けた。米4月景気先行指数の予想外の悪化で景気減速を警戒したドル売りや対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレ動向次第で利上げを支持する考えを再表明したためドル売りが後退した。ユーロ・ドルは1.0840ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し1.0870ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「6月利下げは適切だが、その後については慎重なアプローチをとるべき」と、6月以降の各会合での連続利下げに注意を促したため、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、168円83銭から169円33銭まで上昇。株高でリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2651ドルから1.2712ドルまで上昇。英中銀が利下げ開始を8月まで待つとの観測が浮上しポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.9094フランから0.9067フランまで下落した。■NY原油:続伸、節目の80ドルを上回るNYMEX原油6月限終値:80.06 ↑0.8317日のNY原油先物6月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.05%)の80.06ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは79.00ドル-80.14ドル。ロンドン市場の序盤にかけて79.00ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて節目の80ドルを突破。需給ひっ迫の可能性は残されており、ポジション調整に絡んだ買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引で80.14ドルまで値上りしている。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.29ドル +0.07ドル(+0.17%)モルガン・スタンレー(MS) 100.22ドル +0.64ドル(+0.64%)ゴールドマン・サックス(GS)467.72ドル +3.20ドル(+0.68%)インテル(INTC) 31.83ドル -0.20ドル(-0.62%)アップル(AAPL) 189.87ドル +0.03ドル(+0.01%)アルファベット(GOOG) 177.29ドル +1.86ドル(+1.06%)メタ(META) 471.91ドル -1.32ドル(-0.27%)キャタピラー(CAT) 356.27ドル +5.55ドル(+1.58%)アルコア(AA) 41.22ドル +1.07ドル(+2.66%)ウォルマート(WMT) 64.65ドル +0.64ドル(+0.99%)
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2024/05/18 08:00
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