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東京株式(大引け)=306円高と反発、日銀の「現状維持」受け買い膨らむ
配信日時:2024/04/26 15:37
配信元:MINKABU
26日の東京株式市場で日経平均株価は反発。日銀金融政策決定会合で「現状維持」が発表されると買いが膨らみ、一時3万8000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比306円28銭高の3万7934円76銭。プライム市場の売買高概算は18億6122万株。売買代金概算は4兆9674億円となった。値上がり銘柄数は1189と全体の約72%、値下がり銘柄数は420、変わらずは42銘柄だった。
前日の米株式市場でNYダウは続落したが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は上昇。決算を発表したアルファベット<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>も時間外取引で急伸した。この米ハイテク株高の流れのなか、東京市場で日経平均株価は上昇してスタートした。日銀金融政策決定会合の結果発表が注目されたが、昼休み時間中に金融政策の現状維持が発表されると、後場に入り一気に買いが膨らみ日経平均株価の上昇幅は一時400円を超えた。為替も1ドル=156円台へと円安が進行した。ただ、買い一巡後はやや伸び悩み、引けにかけ上昇幅は縮小した。半導体関連のほか、不動産、海運株などが買われた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>が高く、ソシオネクスト<6526.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>が値を上げた。TOWA<6315.T>や野村マイクロ・サイエンス<6254.T>もしっかり。三井不動産<8801.T>や三菱地所<8802.T>が買われ、キーエンス<6861.T>や三井E&S<7003.T>が上昇した。日本郵船<9101.T>や川崎汽船<9107.T>もしっかり。
半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やファーストリテイリング<9983.T>が軟調。決算内容が嫌気された信越化学工業<4063.T>が急落したほか、ディスコ<6146.T>やデンソー<6902.T>、富士通<6702.T>が値を下げた。コマツ<6301.T>や伊藤忠商事<8001.T>が安く、さくらインターネット<3778.T>が下落した。
出所:MINKABU PRESS
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