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午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安を受け売り優勢

配信日時:2024/04/25 11:35 配信元:MINKABU
 25日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。前日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが影響し、寄り付き直後には144円05銭まで軟化する場面があった。  米長期金利の上昇は、25日に発表される1~3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値や26日公表の3月の米個人消費支出(PCE)物価指数が強い内容になるとの見方が背景にあるもよう。この日の時間外取引でも米長期金は高止まりしており、これが国内債の重荷となった。また、為替市場で155円台までドル高・円安が進んだことが物価上昇圧力となり、日銀に追加利上げを促すとの思惑が強まりやすいことも債券売りにつながったようだ。ただ、25~26日に開かれる日銀金融政策決定会合の結果を見極めるまでは一方向には持ち高を傾けにくく、朝方の売りが一巡したあとは下げ渋った。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比6銭安の144円15銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.890%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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