みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:米PMIの悪化を受け一時154円50銭台に軟化

配信日時:2024/04/24 08:02 配信元:MINKABU
 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円83銭前後と前日に比べて2銭程度の小幅なドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円71銭前後と同70銭強のユーロ高・円安だった。  中東情勢を巡る警戒感が和らぐなかドル買い・円売りが先行し、ドル円相場は一時154円88銭と1990年6月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、米S&Pグローバルが発表した4月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で、製造業とサービス業がいずれも前月から低下したことが明らかになるとドル高・円安の流れが後退。米景気の先行き不透明感が意識され、154円56銭まで軟化する場面があった。とはいえ、高インフレを背景に米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの見方が根強く、ドルの下値では押し目買いが入りやすかった。一方、4月のユーロ圏PMI速報値で総合指数が前月から上昇したことを手掛かりにユーロは買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0701ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ