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個人投資家・有限亭玉介:徹底的に好業績でチャートが強い個別株にこそ注視すべき【FISCOソーシャルレポーター】
配信日時:2024/04/20 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:徹底的に好業績でチャートが強い個別株にこそ注視すべき【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年4月15日15時に執筆
なかなか難しい相場が続いておりますが、結局のところ相場を動かすのは米国の金利であるように思えます。3月分の米消費者物価指数は市場予想を上回ったとの事ですから、また利下げ期待が後退ですな…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月10日、米労務省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.5%上昇し、市場予想を上回りました。米国が利下げへ向かうと浮き足立っていたところから、一気に失望へ変わってしまいましたねぇ。
利下げが後ろ倒しになるならまだしも、また利上げを実施するような最悪の展開はもう勘弁してもらいたいもんですな。世界一の経済力を持つ米国とはいえ、これだけの利上げをしてもインフレが続くなんてパウエル議長も予想出来なかったでしょう。中東やロシアなどの地政学リスクが顕在化してくると、さらにインフレ圧力が強まる事も考えられます。
ドル円の為替に関しても、一時は153円台を付けて歴史的な円安水準にまで下落してきました。円安は日本を代表するようなグローバル企業の業績を押し上げる点では問題ありません。ただ、中小企業が賃上げをする前に日銀が利上げを実施した事で、日本全体の景気が良いとは言えない状況です。日本は米国のように、利上げを跳ね返すほどのインフレにはならないでしょうな。
結局、4月8日~12日の週では日経平均は4万円を割ったままでの推移となりました。25日線をしっかり上回れれば希望が見えてきますが、なんだか様子見ムードが広がっている気もします。こういう時こそ、業績期待が高く、チャートも底堅い銘柄に注目しておきたいもんですな。
まずは独立系PR会社の共同ピーアール<2436>からチェックして参ります。2月13日の好決算で、しっかり窓を開けて動意しましたな。直近でも25日線を上回って、高値圏で推移しております。24年12月期も過去最高益となる見通しですから注視したいです。
アルミサッシ大手の不二サッシ<5940>は、業績期待だけでなく低PBR関連としても思惑があります。小型株で一日の売買は少なくても、堅調に利益を出している優良企業と言えそうですな。昨年11月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、今後は低PBRが是正されていくか監視中。
力強い上昇トレンドを長期で形成しているまんだらけ<2652>は、直近で年初来高値を更新しました。3月29日には配当修正を発表し、業績も好調です。マンガ・アニメグッズ等でインバウンド関連の思惑もあり、5月15日の決算発表を注視しております。
4月2日の決算と併せて増配も発表した焼肉チェーンのあみやき亭<2753>は、鮮やかな上昇トレンドを形成しております。食券機やセルフサービスの導入でコスト削減に注力した結果、業績も改善されているもよう。
不動産投資ポータルサービス「リノシー」を運営するGA TECH<3491>は、インフレを追い風にして思惑が入っているようですが、地合い悪化で一気に75日線まで調整していましたね。今後しばらく上値は重い可能性はありますが、成長・拡大期待の高い『不動産テック』という分野において同社への期待は個人的には継続です。内需関連株への物色も再び強まっていけば再び思惑を誘うのではないでしょうか。
最後は直近で年初来高値を更新しておりますサカタインクス<4633>です。新聞用など印刷インキ大手の同社は、PER・PBRともに割安水準となっています。5月14日の決算発表後のチャートがどうなるか監視を強めていきたいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年4月15日15時に執筆
なかなか難しい相場が続いておりますが、結局のところ相場を動かすのは米国の金利であるように思えます。3月分の米消費者物価指数は市場予想を上回ったとの事ですから、また利下げ期待が後退ですな…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月10日、米労務省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.5%上昇し、市場予想を上回りました。米国が利下げへ向かうと浮き足立っていたところから、一気に失望へ変わってしまいましたねぇ。
利下げが後ろ倒しになるならまだしも、また利上げを実施するような最悪の展開はもう勘弁してもらいたいもんですな。世界一の経済力を持つ米国とはいえ、これだけの利上げをしてもインフレが続くなんてパウエル議長も予想出来なかったでしょう。中東やロシアなどの地政学リスクが顕在化してくると、さらにインフレ圧力が強まる事も考えられます。
ドル円の為替に関しても、一時は153円台を付けて歴史的な円安水準にまで下落してきました。円安は日本を代表するようなグローバル企業の業績を押し上げる点では問題ありません。ただ、中小企業が賃上げをする前に日銀が利上げを実施した事で、日本全体の景気が良いとは言えない状況です。日本は米国のように、利上げを跳ね返すほどのインフレにはならないでしょうな。
結局、4月8日~12日の週では日経平均は4万円を割ったままでの推移となりました。25日線をしっかり上回れれば希望が見えてきますが、なんだか様子見ムードが広がっている気もします。こういう時こそ、業績期待が高く、チャートも底堅い銘柄に注目しておきたいもんですな。
まずは独立系PR会社の共同ピーアール<2436>からチェックして参ります。2月13日の好決算で、しっかり窓を開けて動意しましたな。直近でも25日線を上回って、高値圏で推移しております。24年12月期も過去最高益となる見通しですから注視したいです。
アルミサッシ大手の不二サッシ<5940>は、業績期待だけでなく低PBR関連としても思惑があります。小型株で一日の売買は少なくても、堅調に利益を出している優良企業と言えそうですな。昨年11月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、今後は低PBRが是正されていくか監視中。
力強い上昇トレンドを長期で形成しているまんだらけ<2652>は、直近で年初来高値を更新しました。3月29日には配当修正を発表し、業績も好調です。マンガ・アニメグッズ等でインバウンド関連の思惑もあり、5月15日の決算発表を注視しております。
4月2日の決算と併せて増配も発表した焼肉チェーンのあみやき亭<2753>は、鮮やかな上昇トレンドを形成しております。食券機やセルフサービスの導入でコスト削減に注力した結果、業績も改善されているもよう。
不動産投資ポータルサービス「リノシー」を運営するGA TECH<3491>は、インフレを追い風にして思惑が入っているようですが、地合い悪化で一気に75日線まで調整していましたね。今後しばらく上値は重い可能性はありますが、成長・拡大期待の高い『不動産テック』という分野において同社への期待は個人的には継続です。内需関連株への物色も再び強まっていけば再び思惑を誘うのではないでしょうか。
最後は直近で年初来高値を更新しておりますサカタインクス<4633>です。新聞用など印刷インキ大手の同社は、PER・PBRともに割安水準となっています。5月14日の決算発表後のチャートがどうなるか監視を強めていきたいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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