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午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.840%に低下

配信日時:2024/04/12 11:36 配信元:MINKABU
 12日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。日銀の定例の国債買い入れオペでオファー額が市場の大方の予想通り据え置かれ、需給面での安心感をもたらした。一方、日銀による早期の追加利上げ観測がくすぶり、上値を圧迫する要因となった。  日銀は12日、定例の国債買い入れオペを通知した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」の3本。直近で金利に上昇圧力が高まっていたなか、金利の急上昇をもたらしかねないオファー額の減額に日銀が踏み切ることはないとの見方が優勢だった。もっとも、日銀による追加利上げ観測に加え、前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことは円債相場には重荷となった。  先物6月限は前営業日比9銭高の144円62銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は0.020%低い0.840%に低下した。 出所:MINKABU PRESS

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