寄り付き概況

日経平均は456円安でスタート、トヨタ自やレーザーテックなどが下落

配信日時:2024/03/11 09:36 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39232.14;-456.80TOPIX;2697.94;-28.86


[寄り付き概況]

 3月11日の日経平均は前週末比456.80円安の39232.14円と大幅反落でスタート。8日の米国市場でダウ平均は68.66ドル安の38722.69ドル、ナスダックは188.26ポイント安の16085.11で取引を終了。2月雇用統計が労働市場の減速を証明したため利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、半導体のエヌビディア株が過去最
高値を更新後、下落に転じ同セクターでの利益確定売りに拍車をかけ、相場全体を押し下げた。ダウは根強いソフトランディング期待に支えられ底堅く推移も終盤にかけてプラス圏を維持できず相場は反落し終了。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比725円安の38785円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は売り先行でスタート。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が重しとなる形で、寄り付き後も下げ幅を広げ、一気に39000円も割り込んできている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、三菱商事<8058>、三菱重<7011>、ダイキン<6367>、川崎汽船<9107>、キーエンス<6861>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、三井物産<8031>、日立<6501>など主力処は軒並み下落。業種別では、機械、輸送用機器、鉱業などが下落率上位で推移している。
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