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午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利は0.715%で推移

配信日時:2024/03/01 15:20 配信元:MINKABU
 1日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発した。前日の米国市場で、長期債相場が上昇(金利が低下)したことが支えとなったほか、日銀の金融正常化観測が幾分、後退したことも先物の買い戻しを誘う要因となった。  ブラジル・サンパウロで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行の総裁会議において日銀の植田和男総裁が、2%の物価目標の実現は見通せる状況には至っていないとの見方を示した。これを受けてマイナス金利の解除をはじめとする早期の政策修正観測が和らいだ。  日経平均株価が大幅高となり、4万円に接近する強い動きをみせた。リスク選好ムードが強まるなか、安全資産と位置付けられる国債の買いポジションを圧縮する目的の売り圧力から、先物はマイナス圏で推移する場面もあった。もっともこの日は超長期債への買い意欲が強く、売り込む姿勢も限られた。  先物3月限は前営業日比6銭高の146円32銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%高い0.715%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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