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28日の株式相場見通し=売り買い交錯も米重要経済指標を控え上値重い

配信日時:2024/02/28 08:01 配信元:MINKABU
 28日の東京株式市場は売り買い交錯のなか、上値の重い展開が想定される。日経平均株価は3万9000円台前半で強弱観を対立させる形となりそうだ。前日の欧州株市場では高安まちまちながら、独DAXが連日で最高値を更新、仏CAC40も反発するなど主要国の株価指数が頑強な値動きを示した。一方、米国株市場ではハイテク株が強さを発揮しナスダック総合株価指数は高く引けたものの、NYダウは終日軟調に推移し、一時180ドル以上下落する場面もあった。急ピッチの上昇に対する警戒感が上値を押さえる形となっており、29日に1月の米PCEデフレーターの発表を控えていることもあって、この日は持ち高調整の売りが優勢となった。東京市場では前週22日に日経平均が800円超の大幅高で史上最高値を更新した後も押し目を入れることなく強調展開を続けているが、それだけに目先利益確定売り圧力も拭えない。国内に手掛かり材料が乏しいなか、米株価指数先物の動向などを横目に不安定な値動きとなる可能性もある。  27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比96ドル82セント安の3万8972ドル41セントと続落。ナスダック総合株価指数は同59.049ポイント高の1万6035.300だった。  日程面では、きょうは12月の景気動向指数の改定値など。海外では1月の豪消費者物価指数(CPI)、ニュージーランド中銀の政策金利発表、米10~12月期GDPの改定値など。 出所:MINKABU PRESS

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