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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.685%に低下

配信日時:2024/02/26 15:39 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。米長期金利が低下するなか、この流れが東京市場に波及するかたちで寄り付きから買い優勢の展開が続いた。  23日の米長期債相場は持ち高調整の動きなどから上昇し、米長期金利は4.25%に低下。この日の時間外取引では4.22%まで水準を切り下げ、これが国内債に買いを促した。また、日経平均株価の上値指向を受けて年金勢があらかじめ定めた資産の構成比率を維持するために株を売って債券買いに動くとの思惑も相場を押し上げる要因となったもよう。月末には指数連動で運用する機関投資家から保有する債券のデュレーション(元利金の平均回収期間)を延ばすための新発債の買いが入るとの見方などを背景に、現物債市場で長期・超長期ゾーンを中心に国内金利が低下したことも先物の支援材料となり、午後には一時146円56銭まで上げ幅を広げる場面があった。  先物3月限の終値は、22日に比べ31銭高の146円54銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で22日に比べ0.030%低下の0.685%と2日以来の水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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