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午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、日銀総裁発言を警戒して値を消す場面も
配信日時:2024/02/22 15:52
配信元:MINKABU
22日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続伸。流動性供給入札が強めの結果となったことが好感されたものの、植田和男総裁の発言が警戒されるかたちで値を消す場面があった。
債券先物は売り優勢でスタートし、寄り付き直後には前日比13銭安の146円06銭まで軟化した。21日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かり、早期の米利下げ観測が一段と後退したことが影響。米20年債入札が低調だったこともあり、同日の米長期金利が上昇したことが国内債に売りを促した。ただ、日経平均株価が最高値を更新するなか、年金勢があらかじめ定めた資産の構成比率を維持するために株を売って債券買いに動くとの思惑もあり、先物は売り一巡後に切り返し。この日に財務省が行った流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の応札倍率が4.48倍(前回は3.40倍)になったことが明らかになると、先物は一時146円45銭まで上げ幅を広げた。とはいえ、きょうの衆院予算委員会で日銀の植田総裁が「足もとの物価はインフレの状態にある」との見解を示したことが伝えられたことをきっかけに、金融政策の正常化を意識した売りが優勢となった。
先物3月限の終値は、前日比4銭高の146円23銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.005%低下の0.715%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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