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外為サマリー:一時150円40銭台に上伸、FOMC議事要旨を受けドル買い強まる

配信日時:2024/02/22 10:17 配信元:MINKABU
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円39銭前後と前日の午後5時時点に比べて25銭程度のドル高・円安となっている。  21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円30銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に実施された米20年債入札が低調な結果となり、米長期金利が上昇したことから一時150円39銭まで上伸した。  米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かった。これを受けた東京市場では、FRBは利下げを急いでいないとの見方が広がるなかドル買い・円売りが優勢となっている。また、海外投資家の日本株投資に絡んだ為替変動リスクを回避(ヘッジ)する目的での円売りが増えるとの思惑もあるようで、午前9時00分ごろには150円43銭まで上値を伸ばす場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0830ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円88銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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