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米外為市場サマリー:米長期金利の上昇を受け150円30銭台に上伸

配信日時:2024/02/22 07:52 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円30銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円62銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に実施された米20年債入札が低調な結果となったことを受け、米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが先行した。1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるのを前にドルを買い戻す動きなどもあり、ドル円相場は一時150円39銭まで上伸した。ただ、その後は前日の高値150円44銭が意識されるかたちでドル買いが一服。FOMC議事要旨では政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かったが、ドル円相場の反応は限定的だった。一方、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁が「一部が予想するほどECBは早急に利下げしない可能性がある」と述べ、早期の利下げ観測を牽制したことなどを背景にユーロが堅調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0819ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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