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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、日銀政策正常化観測が重荷

配信日時:2024/02/21 11:14 配信元:MINKABU
 21日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利は低下)したことが支援材料となったが、日銀の金融政策の正常化観測がくすぶるなかで買い上がる動きは限られ、持ち高調整目的の売りに押される展開だった。日銀はこの日、定例の国債買い入れオペを3本通告した。オファー額は据え置きとなり、需給面での安心感をもたらした。  日銀の定例国債買い入れオペは「残存期間1年超3年以下」(オファー額3750億円)、「同3年超5年以下」(同4250億円)、「同5年超10年以下」(同4750億円)の3本。「同5年超10年以下」の対象銘柄には、14日に初入札が行われた10年物クライメート・トランジション(CT)国債の第1回債が加わった。  先物3月限は前営業日比5銭安の146円13銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.005%高い0.730%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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