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午前:債券サマリー 先物は小反落、米債券高を受けた買いは朝方で一巡

配信日時:2024/02/16 11:53 配信元:MINKABU
 16日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小反落。前日の米債券高を手掛かりに買いが先行したものの、寄り付き直後に146円42銭をつけたあとは失速した。  15日に発表された1月の米小売売上高が市場予想以上に減少し、米消費減速が意識されたことが米債券買いにつながった。ただ、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が15日に発表した2月の製造業景況指数がともに前月から改善するなど米景気の底堅さを示す指標もあり、この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことが国内債の重荷となったもよう。また、日経平均株価が続伸したことで、安全資産とされる債券に売りが出やすかった面もあり、午前10時50分過ぎには146円24銭まで下押す場面があった。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)が実施される。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比2銭安の146円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.730%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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