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明日の為替相場見通し=米小売売上高などの経済指標に注目

配信日時:2024/02/15 17:34 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本時間今晩に発表される米経済指標が米経済のソフトランディング(軟着陸)期待につながるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=149円50銭~151円00銭。  今晩は米経済指標が相次いで発表されるが、特に注目したいのが1月の小売売上高だ。市場では前月比で0.1%減と予想されているが、堅調な内容となった場合はソフトランディング期待が高まりドル買いで反応しそうだ。ただ、14日に神田真人財務官が足もとでの円安について「必要があれば適切に対応する」考えを示したことなどから日本政府・日銀による円買い介入が警戒されやすく、151円ラインに接近するほどドル買い・円売りの持ち高を一段と積み増す動きは鈍るだろう。  このほかに発表が予定される主な米経済指標としては、前週分の米新規失業保険申請件数、2月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数、2月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、1月の米輸出入物価指数、1月の米鉱工業生産・設備稼働率、2月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数、12月の米企業在庫などがある。 出所:MINKABU PRESS

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