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東京株式(大引け)=454円高、終値で3万8000円クリア

配信日時:2024/02/15 15:47 配信元:MINKABU
 15日の東京株式市場は主力株中心にリスクを取る動きが活発となり、日経平均株価は大幅高で終値での3万8000円台回復を果たした。  大引けの日経平均株価は前営業日比454円62銭高の3万8157円94銭と大幅反発。プライム市場の売買高概算は20億1041万株、売買代金概算は5兆4919億円。値上がり銘柄数は505、対して値下がり銘柄数は1106、変わらずは46銘柄だった。  きょうの東京市場はリスク選好の地合いとなり、半導体関連など主力ハイテク株への買いが顕著だった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って上昇、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上げが相対的に大きく、東京市場でもこの地合いを引き継いだ。特に米国では半導体セクターが強い動きを示したことで、東京市場でも日経平均寄与度の高い値がさの半導体関連が買い人気を集め、全体を押し上げている。日経平均が終値で3万8000円台を回復したのは1990年1月以来、34年1カ月ぶり。売買代金も5兆5000億円弱と高水準に膨らみ、きょうまで5営業日連続で5兆円以上をこなす活況相場が続いている。ただ、きょうは大型株中心の物色で値下がり銘柄数が値上がり数を大きく上回り、全体の67%を占めた。  個別では、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など半導体製造装置関連が軒並み上昇、ソシオネクスト<6526.T>も物色人気。楽天グループ<4755.T>が一時ストップ高に買われ、東京海上ホールディングス<8766.T>なども高い。セグエグループ<3968.T>、ミツバ<7280.T>、三井海洋開発<6269.T>、東洋炭素<5310.T>などストップ高に買われる銘柄も相次いだ。  半面、ソニーグループ<6758.T>が安く、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>も売りに押された。野村マイクロ・サイエンス<6254.T>が値を下げ、メルカリ<4385.T>も安い。バンダイナムコホールディングス<7832.T>が商いを膨らませ株価は急落、タカラバイオ<4974.T>、コーセー<4922.T>などの下げも目立った。 出所:MINKABU PRESS

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