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米外為市場サマリー:利益確定の動きから一時150円30銭台に軟化

配信日時:2024/02/15 07:54 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円58銭前後と前日に比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円53銭前後と同5銭程度のユーロ高・円安だった。  13日に1月の米消費者物価指数(CPI)が上振れたことを受け、3カ月ぶりのドル高・円安水準まで上伸していたことで利益を確定する動きが広がった。米シカゴ連銀のグールズビー総裁が14日の講演で「インフレが米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に低下するまで利下げを待つべきではない」との見解を示したことなどを背景に、同日の米長期金利が低下したことからドル売り・円買いが出やすく、ドル円相場は一時150円35銭まで軟化した。一方、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が「金融政策の緩和を安全に開始する前に、インフレ率が目標に戻りつつあることを示すさらなる証拠が必要だ」と述べ、早期の利下げに慎重な姿勢をみせたことからユーロは堅調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0727ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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