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高い緊張感持って注視していく=円安進行で林官房長官

配信日時:2024/02/14 16:51 配信元:REUTERS

Kazuhiko Tamaki

[東京 14日 ロイター] - 林芳正官房長官は14日午後の会見で、150円台までドル高/円安が進行しているドル/円相場について「高い緊張感を持って注視していく」と述べた。

林官房長官は、為替の日々の動きについてはコメントしないとしつつ「為替相場はファンダメンタルズを反映し、安定的に推移することが重要である」と語った。

13日のニューヨーク市場では、予想を上回る1月米消費者物価指数(CPI)の結果を受けドルは一時150.88円まで上昇し2カ月ぶり高値を更新していた。

財務省が14日に実施した、世界で初となるソブリン(国や国際機関)による「トランジション・ボンド(脱炭素に向けた移行債、GX移行債)」の入札については「約3倍の応札があり、各方面から一定の理解を得られたと聞いている」と説明した。

GX移行債は今後10年間に20兆円が発行される計画で、GXに関連した民間の先行投資を支援する役割が期待されている。

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