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楽天G、12月期は3394億円の純損失 携帯事業の不振続き5年連続

配信日時:2024/02/14 15:37 配信元:REUTERS

Takahiko Wada

[東京 14日 ロイター] - 楽天グループが14日に発表した2023年12月期連結決算(国際会計基準)は、3394億円の純損失となった。純損失の額は前期の3772億円から縮小したものの、5年連続の純損失となった。携帯電話事業で損失が継続、好調な楽天市場などインターネットサービス事業や金融事業では補いきれなかった。通期純損失を踏まえ、無配当とすることも発表した。

携帯電話事業は3375億円の損失(前年は4792億円の損失)だった。23年12月末までに契約回線数が596万回線となり、通信料金収入の増加などで売上収益が着実に増加したものの、設備投資が引き続き重しとなった。ただ、22年1─3月期をピークに四半期ごとの損失は縮小を続けている。

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