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午後:債券サマリー 先物は大幅反落、10年CT債入札は「弱め」の結果に
配信日時:2024/02/14 15:25
配信元:MINKABU
14日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅反落した。1月の米消費者物価指数(CPI)公表後に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退したことを背景に、前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)し、円債相場の重荷となった。日本の財務省が実施した10年クライメート・トランジション(CT)債の初回入札は市場の期待に反して弱めの結果となり、失望売りを促した。
イールドダッチ方式で行われる10年CT債入札は、最高落札利回りが0.740%となった。午前の段階の新発10年債利回り(複利)との格差となるグリーニアム(グリーンとプレミアムを合成した造語)は、0.005%前後。応札倍率は2.90倍だった。財務省が実施したGX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債の初物とあって、一定の需要を集めるとみられていたが、応札倍率は2倍台と高くはなく、市場の期待値に対して弱めの結果となった。入札の結果発表後、先物には再び売り圧力が強まった。
先物は下げ渋る場面もあった。日銀は14日午前、国債を担保に一定の期間、資金を貸し出す国債買い現先オペを実施。短期金利の上昇を抑制するのが目的とみられている。寄り付き直後に先物は145円75銭まで売られたが、午前中に一時145円99銭まで下げ幅を縮小した。
先物3月限は前営業日比37銭安の145円94銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.035%高い0.755%で推移。一時0.765%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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