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午前:債券サマリー 先物は大幅反落、米CPI公表後の米債安が波及
配信日時:2024/02/14 11:21
配信元:MINKABU
14日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅反落した。1月の米消費者物価指数(CPI)の公表後、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が後退した。これを受け、米国市場で長期債相場が下落(長期金利が上昇)。債券売りの流れは円債市場にも波及した。
1月の米CPIは前年同月比3.1%上昇となった。伸び率は前月から鈍化したものの、市場予想を上回った。粘着性を持つインフレ環境において、FRBは利下げに踏み切れにくくなるとの見方が広がり、米長期金利は4.3%台に上昇した。
円債市場で先物は朝方に145円75銭まで売られた後、下げ渋った。日銀は14日、国債を担保に一定の期間、資金を貸し出す国債買い現先オペを実施。オファー額2兆5000億円に対し、応札額は3兆6750億円となり、2兆5003億円が落札された。市場では日銀が短期金利の上昇をけん制したと受け止められている。
財務省は14日、10年物のクライメート・トランジション国債の入札を実施する。GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債の初回入札となり、脱炭素社会への移行促進を目指す国債の発行は世界初。市場参加者の間では、初物とあって順調な入札結果となると期待されている。
先物中心限月3月限は前営業日比35銭安の145円96銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.030%高い0.750%で推移。一時0.765%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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