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外為サマリー:神田財務官の円安牽制発言で一時150円50銭台に伸び悩む

配信日時:2024/02/14 10:13 配信元:MINKABU
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円10銭弱のドル高・円安となっている。  13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円80銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことを受け、早期の米利下げ観測が一段と後退するなか、一時150円89銭と昨年11月中旬以来のドル高・円安水準をつけた。  前日に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。ただ、神田真人財務官が円安進行について、かなり急速な動きとしたうえで「必要があれば最も適切な対応を取る」との考えを示したことで、午前7時50分過ぎには150円57銭まで伸び悩む場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0708ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円32銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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