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13日の米株式市場の概況、1月CPIで早期利下げ観測後退しNYダウ524ドル安

配信日時:2024/02/14 08:09 配信元:MINKABU
 13日の米株式市場で、NYダウは前日比524.63ドル安の3万8272.75ドルと大幅反落した。朝方に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.1%上昇した。伸び率は前月から鈍化したものの、市場予想を上回った。粘着性のあるインフレ環境下で米連邦準備制度理事会(FRB)はすぐには利下げに動けないとの受け止めが広がり、米金利が上昇し株式相場の重荷となった。ダウの下げ幅は一時700ドルを超えた。  ゴールドマン・サックス・グループ<GS>など金融株が安く、キャタピラー<CAT>をはじめ景気敏感株が軟調に推移。ショッピファイ<SHOP>が水準を大きく切り下げ、エクスプレス<EXPR>が安い。一方、ウォルト・ディズニー<DIS>とトラベラーズ<TRV>がしっかり。ビジオ・ホールディング<VZIO>は大幅高となった。  ナスダック総合株価指数は286.946ポイント安の1万5655.599と大幅続落した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>が下落。エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開となり、アルティミュン<ALT>やバイオジェン<BIIB>、アームホールディングス<ARM>が大幅安となった。半面、ズームインフォ・テクノロジーズ<ZI>とトリップアドバイザー<TRIP>、ジェットブルー・エアウェイズ<JBLU>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS

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