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米外為市場サマリー:予想を上回る米CPIを受け150円80銭台に上伸

配信日時:2024/02/14 07:53 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円80銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円48銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.1%となり、前月の3.4%から鈍化したものの、市場予想の2.9%を上回った。エネルギーと食品を除くコア指数も3.9%(市場予想は3.7%)と高い伸びとなったことで、市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退。米長期金利の上昇で日米金利差の拡大が意識されるなか、ドル円相場は一時150円89銭と昨年11月中旬以来のドル高・円安水準をつけた。一方、日銀が低金利政策を長く続けるとの見方などからユーロも対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0709ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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