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午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利は横ばいの0.720%
配信日時:2024/02/13 15:42
配信元:MINKABU
13日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発した。日銀の金融政策について、マイナス金利解除後の引き締めシナリオに対する過度な警戒感が和らいだことが、引き続き円債相場の支援材料となった。株式市場では日経平均株価が一時1100円を超す上昇となり、3万8000円台に乗せる場面があった。投資家のリスク選好姿勢の強まりは、安全資産と位置付けられる国債への買い意欲を減退させ、先物の上値を圧迫した。
国内連休中に米国の長期債相場が下落(金利が上昇)したことは円債相場の重荷となった。14日に日本の財務省は10年物のクライメート・トランジション利付国債の入札を実施する。初回入札とあって市場参加者の注目を集めているが、きょうの長期債相場では入札前の調整目的の売りが出たもようだ。
先物は朝方の売りが一巡した後は、底堅く推移した。日銀の内田真一副総裁が8日の講演で「マイナス金利を解除しても、どんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していく」との見解を示した。想定よりもハト派的な姿勢との受け止めが広がるなか、連休明けとなっても売り込みにくさが意識された。
もっとも日本時間の今晩に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、新規にポジションを形成しようとする投資家の姿勢は限られた。日銀が13日朝発表した1月の国内企業物価指数は、前年同月比プラス0.2%で、伸び率は前月と横ばいだった。円債相場への影響は総じて限定的なものとなった。
先物3月限は前営業日比1銭高の146円31銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.720%で推移した。
出所:MINKABU PRESS
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