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13日の株式相場見通し=大幅高か、終値で3万7000円台回復へ

配信日時:2024/02/13 08:00 配信元:MINKABU
 13日の東京株式市場は半導体関連をはじめハイテク株に買いが集まり、日経平均株価は大きく水準を切り上げる可能性が高そうだ。前週末は一時大幅高も後半失速して終値での3万7000円台回復はならなかったが、きょうは取引終了時点での大台替えを実現する公算が大きい。前日の米国株市場ではNYダウが終始堅調な値動きで反発、過去最高値を更新している。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は前週末に終値でフシ目となる5000の大台に乗せた。前日は利益確定売りに上値の重い展開を強いられ同指数はマイナス圏で引けたが下値では押し目買いニーズが旺盛だ。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も過去最高値に肉薄している。前週末にザラ場で1万6000大台乗せを達成、この日も取引中盤まで強調展開で2021年11月につけた最高値を上回る場面があった。午後の取引で軟化しマイナス圏で引けたものの、早晩最高値更新が有力視される状況にある。米国株市場だけでなく、欧州株市場も主要国の株価指数は総じて上値指向が鮮明で、前日の独DAXは史上最高値を更新している。東京市場では相対的な出遅れ感から海外投資家の買いが続き、先物を絡めきょうは大幅高を演じるケースも考えられる。ただ、日本時間今晩に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、この結果を見極めたいとの思惑から買い一巡後は上げ幅を縮小する可能性もある。  12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比125ドル69セント高の3万8797ドル38セントと反発。ナスダック総合株価指数は同48.119ポイント安の1万5942.545だった。  日程面では、きょうは1月の企業物価指数など。海外では、1月の英失業率、2月の欧州経済研究センター(ZEW)の独景気予測指数、1月の米消費者物価指数(CPI)など。 出所:MINKABU PRESS

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