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IMF専務理事、世界経済の軟着陸を「非常に強く確信」

配信日時:2024/02/13 02:01 配信元:REUTERS

[ロンドン 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は12日、世界経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうと「非常に強く確信している」との見解を示した。さらに、主要中央銀行は今年半ばごろから政策金利の引き下げを始めるだろうと予想した。

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイでの世界政府サミットで語った。ゲオルギエワ氏はここ数十年間で最も急激な利上げが実施された後に「世界経済は、私たちが夢見てきたソフトランディングに向かうと非常に強く確信している」と訴えた。

米国のような主要国での利下げについては「今年半ばまでに始まると見込んでいる」と言及した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のように予期しない事態が起こりうることを警告。また、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が長引けば世界経済に影響を及ぼすとして「紛争が長期化することを最も恐れているのは、長引けば波及するリスクが高まるからだ」と指摘した。

最近のイエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での商船攻撃を踏まえて「現在は(エジプトの地中海と紅海を結ぶ)スエズ運河から波及するリスクがある」とし、「しかし、どこで戦闘が起こるかという点で他の意図しない影響があるのならば、世界全体にとってより大きな問題となりうる」と語った。

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