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午後:債券サマリー 先物は反落、5年債入札結果が弱めと受け止められる
配信日時:2024/02/09 15:43
配信元:MINKABU
9日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日ぶりに反落。米債券安を受けて売りが先行し、財務省が実施した5年債入札の結果が弱めと受け止められると一段安になった。
8日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で労働市場の堅調さが示されたことで、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退した。前日に日銀の内田真一副総裁が講演で「マイナス金利を解除しても、どんどん利上げをしていくようなパス(経路)は考えにくい」などと述べたことで、日銀の低金利政策が続くとの見方が広がっているものの、米長期金利の上昇が逆風となり国内債は軟調に推移。この日に日銀の植田和男総裁が衆院予算委員会で「緩和的な金融環境が続く可能性が高い」との見解を改めて表明したが、債券相場の反応は限定的だった。午後に入って5年債入札の結果が明らかになると、債券先物は一時146円23銭まで下げ幅を拡大。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は3銭と前回(1月16日)と同じだったが、応札倍率が3.44倍と前回の3.79倍を下回ったことで需要の乏しさが意識されたようだ。
先物3月限の終値は、前日比26銭安の146円30銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.020%上昇の0.720%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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