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東京株式(前引け)=大幅反発、前場取引後半に上げ足強める

配信日時:2024/02/08 11:49 配信元:MINKABU
 8日前引けの日経平均株価は前営業日比618円50銭高の3万6738円42銭と急反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億7473万株、売買代金概算は2兆7821億円。値上がり銘柄数は455、対して値下がり銘柄数は1157、変わらずは45銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は朝方からリスク選好の地合いで、日経平均は上昇して始まったが、前場取引後半になって上げ足を一気に強める動きをみせた。前日の米国株市場でハイテク株中心に買われた流れを受け、東京市場も強気優勢の展開だった。買い一巡後は3万6000円台半ばでもみ合っていたが、金融経済懇談会での内田日銀副総裁のハト派発言が伝わると、先物主導で日経平均は一気に上げ幅を広げた。前引けは600円を超える上昇でほぼ高値引けとなり、3万6700円台まで水準を切り上げている。  個別ではレーザーテック<6920.T>が買われ、ソフトバンクグループ<9984.T>も活況高。トヨタ自動車<7203.T>の上値追いも鮮明。アドバンテスト<6857.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連の上げ足が目立つ。ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。協和キリン<4151.T>、日本カーバイド工業<4064.T>、インテリジェント ウェイブ<4847.T>などが値上がり率上位に。半面、川崎汽船<9107.T>が上昇一服、KDDI<9433.T>も軟調。スズキ<7269.T>が大きく値を下げた。ディー・エヌ・エー<2432.T>、三菱製鋼<5632.T>が急落、カシオ計算機<6952.T>も売られた。 出所:MINKABU PRESS

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