７日の米株式市場の概況、好業績企業への買いを支えにＮＹダウ最高値更新

　７日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比１５６．００ドル高の３万８６７７．３６ドルと続伸し、過去最高値を更新した。底堅い企業業績を評価した買いが支えとなったほか、ハイテク関連の株高ラリーが続き投資家心理を上向かせた。米経済のソフトランディング期待も根強く、米地銀持ち株会社のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ＜NYCB＞の株価が乱高下したことへの全体相場への影響は限られた。 　ホーム・デポ＜HD＞やナイキ＜NKE＞が買われ、ユナイテッドヘルス・グループ＜UNH＞やボーイング＜BA＞がしっかり。ＣＶＳヘルス＜CVS＞が堅調に推移し、フォード＜F＞とチポトレ・メキシカン・グリル＜CMG＞、ロブロックス＜RBLX＞が大きく水準を切り上げた。ＮＹＣＢは荒い動きとなったが３日ぶりに反発した。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ＜VZ＞が売られ、アムジェン＜AMGN＞とスナップ＜SNAP＞が大幅安となった。 　 　ナスダック総合株価指数は１４７．６４６ポイント高の１万５７５６．６４４と続伸した。マイクロソフト＜MSFT＞やテスラ＜TSLA＞、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞が上昇。エヌビディア＜NVDA＞とメタ・プラットフォームズ＜META＞が頑強な動きをみせ、ソノス＜SONO＞が急騰した。半面、ギリアド・サイエンシズ＜GILD＞やコムキャスト＜CMCSA＞が下落した。 出所：MINKABU PRESS

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