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米外為市場サマリー:早期の米利下げ観測後退などから一時148円20銭台に上伸

配信日時:2024/02/08 07:54 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円18銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円62銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安だった。  前週から今週にかけて発表された1月の米雇用統計や同サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数などが米景気の強さを示し、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が後退していることからドル買い・円売りが優勢だった。ドル円相場は148円26銭まで上伸したあとはやや上値が重くなったが、米長期金利の上昇がドルを支えるかたちで堅調に推移した。一方、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が7日付の英フィナンシャル・タイムズのインタビューで「借り入れコストの低下はユーロ圏経済に悪影響を与えてインフレ再燃のリスク要因となり得る」と述べたことなどを背景に、ドイツ債の利回りなどが上昇したことを手掛かりにしてユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0772ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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