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英建設PMI、1月は昨年8月以来の高水準 利下げ期待で楽観度増す

配信日時:2024/02/06 19:32 配信元:REUTERS

[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが6日発表した1月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は48.8で、昨年12月の46.8から改善し同年8月以来の高水準となった。利下げ観測から業界回復期待が台頭し、先行きの見通しが過去2年で最も楽観的になった。

好不況の分かれ目である50を引き続き下回ったが、ロイターがまとめたエコノミストの予想(47.3)以上に改善した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、英建設業者は、景気後退リスクの低下と利下げ期待から最悪の状況を間もなく脱するとの楽観的な見方を強めているようだと述べた。

ただ建設業者は輸送コストの上昇で原材料価格が昨年9月以来初めて上昇したと指摘した。紅海での商船攻撃に関連した輸送への影響は他の調査でも見られている。

S&Pグローバルによると、1月も住宅建設が最大の足かせとなったが、減少のペースは昨年3月以来最も緩やかだった。

土木建築の生産はほぼ安定状態になり、商業建築は減少幅が前月から縮小した。

全体的な新規受注は、23年8月に減少し始めて以来最も緩やかな減少となり、雇用も若干の減少にとどまった。

サービス業と製造業も含む全セクターPMIは51.7から52.6に上昇し8カ月ぶりの高水準となった。

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