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UBS、今年後半に自社株買い再開を計画 23年第4四半期は赤字

配信日時:2024/02/06 16:02 配信元:REUTERS

[チューリヒ 6日 ロイター] - スイス金融大手UBSグループは6日、クレディ・スイスとの経営統合の第一段階が完了し、新規の運用資産を確保したほか、今年下半期に自社株買いを再開すると発表した。24年全体で最大10億ドル相当を買い入れる方針。

また、23年の配当を1株当たり0.70ドルとし、27%増額する計画だとした。

クレディ・スイス買収のコストで23年第4・四半期は純損失が2億7900万ドルに膨らんだが、コンセンサス予想の2億8500万ドルよりやや小幅な赤字にとどまった。

UBSは主要な財務目標を据え置くとともに、ウェルスマネジメント部門の預かり資産を28年までに5兆ドルにするとの新たな目標を掲げた。

また、28年までの毎年、2億ドルの新規資産を獲得するとの目標も設定した。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、クレディ・スイス買収以降に新たに獲得した資産が770億ドルに上ったと明らかにした。

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